「敗北」の言葉には、なぜ「北」の漢字が入るのでしょうか。
言葉の意味と語源、由来についてお知らせします。
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「敗北」なぜ「北」
敗北の由来・語源 敗北の「北」は、方角を表しているわけではない。 「北」の漢字は、二人の人が背を向け合っているさまを示し、「相手に背を向ける」「背を向けて逃げる」の意味がある。 そこから、戦いに負けて逃げることを「敗北」と言うようになり、単に、争いに負けることも意味するようになった。
出典:敗北/はいぼく - 語源由来辞典 https://gogen-yurai.jp/haiboku/
敗北の「北」の意味
北の意味は、元々方角ではありません。
二人の人が背を向けあっている様子を表した言葉です。
「背」という字は」北」が使われています。
また、「逃」という字には、これも「北」から来た漢字が含まれています。
「北」には、元々「背を向けて逃げる」という意味があったのです。
なので「敗北」は、「戦いに負けて逃げること」の意味があるとの林先生の解説でした。
辞書の記載では「ほく」
辞書では、「きた」ではなく「ほく」の項に
2 背を向けて逃げる。「敗北」
が記載されています。