メダカの卵を見つけたらどうすればいいのでしょうか?
そのまま同じ水槽で飼うと、食べられてしまうのかな? そもそも産卵の前には何が必要でしょうか。
メダカの産卵と孵化までを記録しながら、調べたこと、成功したことをお伝えします。
メダカの産卵と孵化を記録する!
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私、まるがメダカを飼い始めたのは、去年の春からで、その時はまだ何も知らなかったので、ちょっと慌て気味でした。
でも、メダカとエビを一年間飼い続けているうちに、とっても物知りになったんです!
物知りになったよ。メーたん、ありがとう!
なので、今年の春は、メダカの産卵と孵化を、丁寧に記録していくことにしました。
メダカが産卵するには何が必要?
メダカが産卵するには何があった方がいいかというと、まず、水草が必要です。
絶対なくてもいいのかもしれませんが、メダカが自然に卵を産む場所はやはり水草です。
水草にもいろいろ種類はありますが、ふわふわした柔らかい草が向いているようです。
流木とか、石とかの固いものは、隠れ家にはなりますが、産卵には適しません。
卵は粘液のようなもので包まれていて、水草ならそれでちゃんと卵がくっつくようになっているんですね。
自然の場合水の流れが強くなっても、ちょっとやそっとでは流れて行ってしまわないようにできているみたいです。
水草の種類は何がいい?
アナカリスでもいいと思うし、マツモなどの細い草もよさそうです。
室内水槽の場合は特にそれらの水草を入れてあげてください。値段はどちらも300円くらいです。
ネットでももちろん買えますし、ホームセンターなどでも売っています。
メダカの産卵におすすめめなのはホテイ草
もうひとつ、メダカの産卵におすすめな水草は、ホテイ草です。
アナカリスや、マツモの場合なら、メダカのメスは葉っぱに卵を産むわけですが、ホテイ草の場合は根の部分に卵を産みます。
ただ、室内水槽の場合、ホテイ草は日の当たるところでないと、育ちが悪くなってしまいます。
なので、後は枯れてもいいですが、長持ちせずとも産卵の時だけ入れてあげるのもアイディアです。
ホテイ草は一株100円くらいで買えますので、惜しげなく使ってあげましょう。
また、枯れて見苦しくなる場合には、人工の産卵床というものもありますので、そちらでも十分です。
容器付きのもあります。
産卵トンネルというのもあります。
使ったことがないのでわかりませんが、水槽の飾りとしてもいいですね。
メダカよりもミナミヌマエビも喜びそうです。
ホテイ草にメダカが産卵した卵の様子
ホテイ草を水槽に入れてしばらくしたら、そっと持ち上げてみてみましょう。
だいじょうぶ、メダカの卵は簡単には取れませんので、ちゃんと観察できますよ。
今年は4月に入っても寒かったので、まだ少しだけですが、ホテイ草の根の部分に早くも卵が産み付けられているのを見つけられました。
屋内水槽にもメダカの卵
屋内水槽はというと、屋外にメスを移してしまったので、数はそれほどありませんが、こちらもホテイ草の根もとに見つかりました。
どれどれ、卵をもっとよく観察してみましょう。
アップにしてみますよ。
どどーん。
あっ! 早くもメダカの眼のようなものが!
この卵は水替えの時に水草から落ちてしまった1個ですが、やはり、卵の中にメダカの頭の部分と目があるのが見えますね。
早く出ておいで!
メダカの卵を見つけたら水槽を別に
メダカの卵を見つけたら、卵をそのままにしておくと、他の成魚のメダカや、エビに餌と間違われて食べられてしまいます。
もちろん、隠れるところがたくさんある自然の川のようなところなら、そのままでもいいのですが、水槽という限られたスペースの時は、別々にしてあげないと、メダカの稚魚はなかなか育ちません。
容器はなんでもいいですので、とりあえず清潔な容器に、水道水を入れて、そこに卵を移します。
卵が孵るまでは、カルキを抜いた水でなくて水道水でだいじょうぶです。
メダカが孵っても、最初はごくごく小さいので、容器も小さなものでいいです。
また、メダカが孵るまでは全部でなくていいので、毎日水を半分ぐらいずつ取り替えてあげます。
この状態で毎日観察をしていきます。
隔離後のメダカの卵の世話
隔離後の卵の世話をまとめると
・卵を見つけたら別な容器に分ける
・容器は小さいものでよい
・水は水道水でだいじょうぶ
・毎日半分くらいの水を取り替える
・メダカの卵を見つけた日 4月28日
・卵を分けた日 5月3日
ここから何日で孵るかな…とっても楽しみです。
では、皆様も、メダカの卵を見つけたら、空き容器に移してあげてくださいね。
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