賽銭の由来は何でしょうか。
言葉の語源と意味、由来についてお知らせします。
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賽銭の由来
【賽銭の語源・由来】
「散銭」とも書かれ、神前に撒き散らす米(供える米)を「散米」ということから、「散米」に由来するともいわれる。 古くは、幣帛や米が供えられていたが、貨幣が流通するようになると銭貨が奉納されるようになった。―出典:賽銭(さいせん) - 語源由来辞典 https://gogen-yurai.jp/saisen/
賽銭の漢字は「散」が元の字
賽銭の「賽」は、あとからの当て字で「散」が元の漢字でした。
お米の収穫の感謝
収穫への感謝がお参りのもっとも大切な目的でした。
収穫と言えば、主要な作物はお米でしたので、お米が供えられたのが最初でした。
しかし、室町時代になると、お米の代わりに貨幣が用いられるようになり、
散米さんまい→ 散銭さんせん→ 賽銭さいせん
のような変遷を経て、いまの「賽銭」となったと考えられています。