「ごまをする」の由来はなんでしょうか。
言葉の意味と語源、由来についてお知らせします。
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「ごまをする」の由来
煎ったゴマをすり鉢ですり潰すと、あちこちにゴマがくっつくことから、人にへつらう意味で用いられた言葉
-出典:ごまをする-語源由来辞典 https://gogen-yurai.jp/gomawosuru/
「ごまをする」は江戸時代に起源
「ごまをする」が使われ始めたのは古く、江戸時代後期のはやり言葉であるそうです。
「ごまをする」は人にへつらう意味で用いられた言葉ですが、意味の変遷の理由は、ごまをする行為そのものではなくて、すった後の様子からです。
ごまとすり鉢
煎ったゴマをすり鉢ですり潰すと、あちこちにゴマがべたべたとくっつきます。
その、胡麻がすり鉢にべたべたつく様子から、「胡麻をする」が、他人に迎合することや、偉い人に媚びへつらう意味となったのですね。
別名「あたりごま」
ちなみに、すりごまは「すり」が縁起が悪いとのことで、「あたりごま」とも呼ばれるそうです。
「するめ」が「あたりめ」と呼ばれるのと同じ語だそうですよ。