おとめの「おと」と語源が同じ言葉はなんでしょうか
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おとめの語源
乙女の語源・由来 おとめの「おと(をと)」は、「男」の「おと(をと)」と同じく、「若返る」意味の動詞「をつ(復つ)」と同源で、「め」は「女」の意味である。
―出典:おとめ-語源由来辞典 https://gogen-yurai.jp/otome/
おとめの語源解説
「おとめ」の「おと」は古くは「「をと」と書かれ、語源は「をつ」という動詞です。
「をつ」の意味は「若返る」というもので、若い女性を「をとめ」といったのです。
「ひめ」と「ひこ」
「おとめ」の「め」は女性を指す「ひめ」の「め(女)」です。
一方、男は「をと」と「ひこ(彦)」の「こ」の合わさったものが「をとこ→おとこ」となりました。
万葉集の例
「令和」の語源となった歌人の大伴旅人の万葉集の短歌に
我が盛りまたをちめやもほとほとに奈良の都を見ずかなりなむ
があります。
意味は「私の元気だった時代が、またもどってくることがあろうか。 ひょっとして奈良の都を見ずにおわるのではないだろうか」というもの。
この「おちめやも」の「おつ」は「変若」と書いて、「若返る」の意味です。
これが「おとめ」と「おとこ」の語源です。