無尽蔵、元々は何を指す言葉?
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「ことば検定プラス」今日の問題
無尽蔵、元々は何を指す言葉?
青 仏の教え
赤 秦の始皇帝
緑 右心室と…
ことば検定プラスの答え
答えは 青 仏の教え
ヒント:
辞書での意味は「広くて、尽きることのない徳を包含する蔵。すなわち、仏教のこと。」―goo辞書
仏の教えが決して尽きることが無いように、取っても取っても尽きないことを無尽蔵と言うようになった
緑 の「右心室と…」はというと、「右心房」だそうです
【ことば検定プラス】答えの解説
ここから答えの解説です。
「無尽の由来」は
無尽は「頼母子講」と言われる、互助システムのこと、寺院に置かれた金融機関のことです。
そこから、実際の蔵を「無尽蔵」と読んでいました。
そこから、仏の教えが決して尽きることが無いように、取っても取っても尽きないことを無尽蔵と言うようになったものです。
「無尽」の出典
「無尽」の出典は、中国の隋の時代に書かれた文章にあります。
徳広難窮 名為無尽 無尽之徳包含曰蔵
読みは、「徳広くして極まりがたし 名付けて「無尽」となす。 無尽の徳、包含するを蔵」
意味は「徳が広く無限であることを無尽といい、それを中に含むものが蔵だ」というものです。
無限の功徳を持つ仏の教えを無限の財宝を収める蔵に例えているのです。
無尽蔵の辞書での意味
無尽蔵の辞書での意味は
むじん‐ぞう【無尽蔵】[名・形動]
1 いくら取ってもなくならないこと。また、そのさま。
2 広くて、尽きることのない徳を包含する蔵。すなわち、仏教のこと。
寺に置かれた実際の蔵のことから、広く仏教一般をも差す言葉となっているのですね。
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