中国の国家元首として初めて日本を訪れたのは?
ニュース検定の答えと池上彰の解説をリアルタイムでお知らせします。
ニュース検定の時間は、7時50分頃。テレビ朝日の朝のニュース番組「グッドモーニング」で放送です。
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池上彰のニュース検定
ニュース検定の今日の問題と答えです。
ニュース検定の問題
中国の国家元首として初めて日本を訪れたのは?
青 周恩来
赤 江沢民
緑 胡錦濤
ニュース検定の答え
答えは 赤 江沢民
ヒント:
2018/10/27 — 中国国家主席の公式来日 中国の国家元首となる国家主席として公式訪問で来日したのは事実上、江沢民(ジアン・ズォーミン)国家主席と胡錦濤(フー・
ジンタオ)国家主席の2人だけ。 1998年に江氏、2008年に胡氏がそれぞれ来日
日中平和友好条約締結20周年の記念すべき年に、史上初めての中国国家主席公式訪日が実現し、小渕総理との首脳会談では率直で突っ込んだ意見交換が行われた。
ニュース検定答えの解説
ここから答えの解説です。
今日の「ニュース検定」のキーワード
キーワードは 想定外の首脳会談
江沢民首席が来日
1998年に、中国の国家主席として初めて日本を訪れたのは江沢民首席でした。
しかし、最初のスピーチで驚くべき事態が起きました。
解決していたとされる歴史問題について、強硬姿勢を打ち出したからです。
日本政府は歴史問題に関して明確な姿勢を取ることが、周辺国の信頼を得るためにも有意義だ
決着済みとされていた歴史問題への言及は、日本政府にとって想定外の事態でした。
中国の強硬姿勢の背景
理由は、江沢民主席が来日前に読んだ報告書にあると言われています。
1995年に日本で発行された本の抜粋で、19人の右派の論客が論文を掲載した本です。
中国が問題としたのは、105人の衆参両院の議員が賛同と、橋本龍太郎ら大物政治家も名前を連ねていたことでした。
2001年には、小泉総理が靖国神社を参拝、これによって、中国との関係はさらに悪化しました。
「菅総理が今後どのように中国と向き合っていくのか、世界が注目しています」と池上さんが締めくくりました。