胡耀邦総書記失脚 誰の靖国参拝が要因?
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ニュース検定の時間は、7時50分頃。テレビ朝日の朝のニュース番組「グッドモーニング」で放送です。
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池上彰のニュース検定
ニュース検定の今日の問題と答えです。
ニュース検定の問題
胡耀邦総書記失脚 誰の靖国参拝が要因?
青 中曽根康弘
赤 橋本龍太郎
緑 小泉純一郎
ニュース検定の答え
答えは 青 中曽根康弘
ヒント:
1985年8月15日に中曽根康弘首相が戦後の首相としては初めて靖国神社を公式参拝
胡は1985年の靖国参拝問題でもかなり柔軟に対応し、1986年の第2次教科書問題でも抑制した態度をとった。これらの世代交代の人事案や「対日接近」が、後の胡耀邦の「辞任」の引き金の一つになったと言われる ―wikipedia
ニュース検定答えの解説
ここから答えの解説です。
今日の「ニュース検定」のキーワード
キーワードは 親日で失脚
中曽根総理の盟友
中曽根康弘総理は、レーガン大統領だけではなく、中国のトップとも親密な関係を築きました。
それが、当時の中国のトップ胡耀邦総書記。
胡耀邦氏は日本との関係を大切に考える親日派で、中曽根総理とは盟友関係を築きました。
靖国神社参拝で批判
しかし、1985年、中曽根総理が靖国神社に参拝。それをきっかけに中国の首脳が親日派の胡耀邦氏に対して批判を強めて行きました。
中曽根総理の靖国参拝の2年後、胡耀邦氏は失脚。
その後、中国では「日本の総理と仲が良くなりすぎると自身の身が危ない」という教訓が生まれたということです。
天安門事件から31年の追悼集会のニュースと奇しくも山崎豊子の「自作を語る」で「大地の子」を書く機会を与え親交もあった胡耀邦総書記。日中国交正常化後、日中蜜月の時代を築き、民主化にも貢献したがかの共産党独裁国家の中国でその立場を永らえる時代は短く、失脚した後2年で急逝してしまった。 pic.twitter.com/wJ3PLvjTYB
— onslaught (@believerhold) June 6, 2020
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