西洋化以外に政府が「太陽暦」採用を急いだ理由は?
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「ことば検定プラス」今日の問題
西洋化以外に政府が「太陽暦」採用を急いだ理由は?
青 米の不作
赤 財政難
緑 ブラックリスト
ことば検定プラスの答え
答えは 赤 財政難
ヒント:
発足間もない明治政府は多く抱える役人の給料の支払いに苦労しており、1カ月分でも出費をおさえるため改暦を急いだ、ともいわれている。 https://imidas.jp/rekigyoji/detail/L-55-189-08-11-G222.html
他に、
これほど急な新暦導入は、当時参議であった大隈重信の回顧録『大隈伯昔日譚』によれば、政府の財政状況が逼迫していたことによる。 https://kogotokoub.exblog.jp/22989367/
緑 の「ブラックリスト」はというと、「滞納歴」だそうです。「音は合っていますが…」と林先生。
【ことば検定プラス】答えの解説
ここから答えの解説です。
太陰暦から太陽暦へ
現在の太陽暦が採用される前は、「太陰暦」が用いられていました。
改暦の詔書が出されたのは、明治5年の11月9日で、翌月の12月3日が、明治6年の1月1日となるというものでした。
つまり、急に1か月も早くお正月を迎えることとなったので、政府にも庶民にも大変な混乱があったようですが、いったいなぜそのように急な変更が行われてしまったのでしょうか。
新暦導入の背景にうるう年と給与支払い
林先生は新暦導入の背景に
・うるう年
・役人への給与支払い
の2つの背景があったということを述べました。
大隈重信が新暦を導入
太陽暦の採用を行ったのは、大隈重信、その理由は、給与の支払いをなくして財政難を乗り切ることでした。
明治6年は閏月があるため13か月となってしまいます。
すると、役人たちへの給料は、年に13回となってしまうというのです。
新しい新暦を導入すれば閏月というのがなくなり、12月分の支払いで済む。
そのため、太陽暦が急きょ採用になったということでした。
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