ビル・ゲイツ氏が特に力を入れているのは?
ニュース検定の答えと池上彰の解説をリアルタイムでお知らせします。
ニュース検定の時間は、7時50分頃。テレビ朝日の朝のニュース番組「グッドモーニング」で放送です。
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池上彰のニュース検定
ニュース検定の今日の問題と答えです。
ニュース検定の問題
ビル・ゲイツ氏が特に力を入れているのは?
青 ワクチン開発
赤 マスクの開発
緑 接触者追跡システム
ニュース検定の答え
答えは 青 ワクチン開発
ヒント:
新型コロナウイルスに関して、ビル・ゲイツ氏は「一刻を争う」として、この時間を少しでも短縮するために、大胆な行動に出た。 「最終的には1つもしくは2つのワクチンを選ぶことになる」としつつも、それがどれになるか分からない段階で、期待される7種類のワクチンへの投資を決断したのだ。―文春オンライン https://bunshun.jp/
ニュース検定答えの解説
ここから答えの解説です。
今日の「ニュース検定」のキーワード
キーワードは パンデミックを予言
ビル・ゲイツさんがこの10年の間に戦争ではなくウイルスで何千万人の人が亡くなるって推測してたんですね😅
まさしく第三次世界大戦なのであろうか😭 pic.twitter.com/T2Wm04668b— つき (@ZYjwr) November 19, 2020
ビル・ゲイツ氏 パンデミックに警鐘
マイクロソフト社共同創業者のビル・ゲイツ氏は、約20年も前から、新型ウイルスのパンデミックに対して警鐘を鳴らしてきたといいます。
「もし今後数十年で1000万人以上が死ぬことがあるとすれば、最も可能性が高いのは戦争ではなく感染力の非常に高いウイルスだろう」―文春オンライン https://bunshun.jp/
これが池上さんの言う「パンデミックの予言」です。
7種類のコロナワクチンに投資
ビル・ゲイツ氏はマイクロソフトを退いたのち、「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」を作り、その共同議長を務めています。
今回自らの財団を通じで、7種類のコロナワクチンに投資をしました。
しかし、使われるワクチンは数種類の中から選ばれるため、その選抜から漏れたワクチン候補に費やされた費用、約数千億円は確実に無駄になると言われています。
ビル・ゲイツ氏はこの損失について
「効果的なワクチンが見つかり早く供給されることで感染症が収束し、経済活動が戻るのなら理に適っている。スペイン風邪では世界で6000万人以上が亡くなり世界の総資産が3兆ドル(320兆円)下落(財団の試算)したのだから、3兆ドルの損失を防ぐのに数十億ドル(数千億円)を使う価値はある」―文春オンライン https://bunshun.jp/
と述べました。
先進国のワクチン独占を懸念
今や世界中の人が新型コロナに効果をもつワクチンの登場を願っている状況です。
しかし、ワクチンが開発されても、先進国が独占した場合は、均等に使用した場合に比べて死者数が数十万人は増えるとみられています。
「今後ワクチンの南北問題が国際社会で問題になる」、新型コロナのワクチンについて、池上さんがそのような予測を述べました。