国際連盟に加盟しなかった国は?
ニュース検定の答えと池上彰の解説をリアルタイムでお知らせします。
ニュース検定の時間は、7時50分頃。テレビ朝日の朝のニュース番組「グッドモーニング」で放送です。
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池上彰のニュース検定
ニュース検定の今日の問題と答えです。
ニュース検定の問題
国際連盟に加盟しなかった国は?
青 日本
赤 アメリカ
緑 フランス
ニュース検定の答え
答えは 赤 アメリカ
ヒント:
アメリカ、ドイツ、ソ連が参加していないため、イギリスとフランスがリードすることが多かった。
国際連盟 - 世界史の窓www.y-history.net › appendixアメリカの第5代大統領モンローのモンロー宣言「アメリカはヨーロッパに干渉しない、だからヨーロッパもアメリカ大陸に干渉するな」以来アメリカは、孤立主義を国是としていた。アメリカ上院はアメリカの国際連盟への参加を否決。―知恵袋
ニュース検定答えの解説
ここから答えの解説です。
今日の「ニュース検定」のキーワード
キーワードは 古い悪魔
マクロン大統領”古い悪魔”
第1次世界大戦終結100年の2018年11月、フランスのマクロン大統領はフランスで開かれた記念式典で
「古い悪魔が再度目覚めつつある」
と述べました。
マクロン大統領の演説は、暗に「アメリカファースト」を掲げるトランプ大統領を指しています。
それと類似の自国第一主義が第二次世界大戦を招いたとして警鐘を促したのです。
「古い悪魔が(現在)再度目覚めつつある」
「大戦後に誰もが平和を誓ったが、ナショナリズムの高まりが2度目の大戦を生んでしまった」
フランスのマクロン大統領 pic.twitter.com/Q1pcgcpf3m
— Yoshiaki-Miyazaki (@ysakmyzk) November 12, 2018
アメリカが提唱した国際連盟
第一次世界大戦後に、戦争を起こさないために作られたのが国際連盟です。
アメリカのウィルソンが大統領が提唱したのですが、肝心のアメリカは連盟へは不参加でした。
アメリカが不参加であったため、連盟は機能せず、日本、イタリア、ドイツの野心を阻むことができず第二次世界大戦が勃発しました。
自国第一主義
アメリカが不参加だった理由は、アメリカのヘンリー・カボット・ロッジ議員が自国第一主義を唱えたためでした。
ウィルソン大統領が提唱した国際連盟に対し、モンロー主義を唱える上院の反対(=共和党が多数)の中心となり、結局、アメリカ合衆国は国際連盟に加盟しなかった。―wikipediaより
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