ポツンと一軒家、きょうは、新潟県の佐渡島にある一軒家が放送されます。
朱鷺(とき)を守り育てている、高野毅さんのお宅は2年前にポツンと一軒家に登場、高野さんのその後はどうなったのでしょうか。
他に、岩手県の山奥移住のご夫婦の一軒家も放送されます。
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ポツンと一軒家」とは
「ポツンと一軒家」とはどんな番組なのでしょうか。
番組の説明文によると
日本各地の人里離れた場所に、なぜだかポツンと存在する一軒家。そこには、どんな人物が、どんな理由で暮らしているのか!?衛星写真だけを手がかりに、その地へと赴き、地元の方々からの情報を元に、一軒家の実態を徹底調査しながら、人里離れた場所にいる人物の人生にも迫っていく。
ポツンと一軒家の視聴率は
日曜日のゴールデンタイムといわれる、8時台を占拠する「ポツンと一軒家」!
視聴率はなんと20%を超えています
高視聴率と人気の秘密は下の記事に。
ポツンと一軒家放送日時
7 月19日 (日) 19:58 ~ 20:54
ポツンと一軒家は新潟県の佐渡島
今回は、新潟県佐渡島のポツンと一軒家が登場します。
佐渡島ってどこにある?
佐渡島というのは、その名の通り「島」です。
新潟市から、約50キロ、フェリーで移動します。
googlemapより
場所は、新潟県佐渡市新穂瓜生屋というところです。
「朱鷺のおじさん」高野毅さん
その佐渡島では、朱鷺(とき)という鳥が、保護されているのですが、今回の一軒家の主は、現地で「朱鷺のおじさん」と呼ばれて親しまれていた、高野高治さん。
その高野さんが、「翼のオレンジがあまりに美しく牡丹の花に見えた」と言ったのが、朱鷺なのです。
身代わりになった朱鷺
昭和14年に召集令状が届き、中国出兵が決まった前日、田んぼで死んだ朱鷺に出会ったのだそうです。
それが、「自分の身代わりに見えた」と語ったと、高治さんの息子さんが伝えています。
中国出兵後、朱鷺の保護に
高治さんは、中国へ行きましたが、朱鷺のおかげか無事に帰還。
帰国後、佐渡トキ保護センターで働き、朱鷺の保護に尽くされました。
そのため、地元の人にも訪れる人にも「朱鷺のおじさん」として長年親しまれる存在でした。
父の遺志を継いで朱鷺を守る
今回は、その高治さんの遺志を継ぐ、息子さんの毅さんが番組に登場します。
「朱鷺のおじさん」であるお父さんのすてきなエピソードを話してくれたのはもちろん、今は毅さんが、朱鷺を守り育てている二代目の「朱鷺のおじさん」なのです。
今は一軒家には、誰も住んではいないとのことですが、実家の棚田に通っては、懸命に朱鷺を守り育てている毅さん。
というのは、朱鷺は、1971年(昭和46年)には、日本本土では全滅、残っているのは佐渡島だけなのです。
今は中国産の朱鷺を加えて、何とか数を増やしたいとする、佐渡島の皆さんの努力にも頭が下がりますね。
現在は、350羽の朱鷺が生息するようになったとのこと。これからも、無事に育っていってくれるといいですね。