1979年映画「あゝ野麦峠」の主演は?
ニュース検定の答えと池上彰の解説をリアルタイムでお知らせします。
ニュース検定の時間は、7時50分頃。テレビ朝日の朝のニュース番組「グッドモーニング」で放送です。
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池上彰のニュース検定
ニュース検定の今日の問題と答えです。
ニュース検定の問題
1979年映画「あゝ野麦峠」の主演は?
青 大竹しのぶ
赤 吉永小百合
緑 栗原小巻
ニュース検定の答え
答えは 青 大竹しのぶ
ヒント:政井みね役を大竹しのぶさんが演じました。「あゝ野麦峠」出演者: 大竹しのぶ; 原田美枝子; 友里千賀子他
ニュース検定答えの解説
ここから答えの解説です。
今日の「ニュース検定」のキーワード
キーワードは 結核と富国強兵
「亡国の病」結核
結核は年間10数万人が亡くなる恐ろしい病気で、戦前までは「亡国の病」と呼ばれていました。
日本政府の推し進めた、富国強兵・殖産興業に大きな影響を与えました。
富国強兵
富国強兵とは殖産興業による資本主義化を「富国」ととらえ、それを基礎とする近代的軍事力の創設を国家の根本政策とする明治政府のスローガン
・・・
映画「ああ野麦峠」
979年の大竹しのぶが主演した映画「ああ野麦峠」は工場で働く少女を扱ったものです。
農村から集められた少女たちは過酷な労働により多くが2年以内に結核にかかりましたが、当時は、繊維産業で外貨を獲得し、戦艦などを購入するのが国の方針でした。
殖産興業とは
殖産興業とは、明治初期において,先進資本主義諸国の外圧に対抗するため,近代産業技術を移植して資本主義的生産方法を保護育成しようとした政策。紡績や製糸もその一つ。
工場の労働者だけではなく、富国強兵を推し進めた二人の大臣、外務大臣陸奥宗光や小村寿太郎も結核に罹患しており、明治維新以降の近代国家の歩みの中で、結核という病は大きなウエイトを占めていたのです。
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