スペイン風邪第2波が最初に襲った都市は?
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ニュース検定の時間は、7時50分頃。テレビ朝日の朝のニュース番組「グッドモーニング」で放送です。
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池上彰のニュース検定
ニュース検定の今日の問題と答えです。
ニュース検定の問題
スペイン風邪第2波が最初に襲った都市は?
青 ボストン
赤 ラスベガス
緑 ボルダー
ニュース検定の答え
答えは 青 ボストン
ヒント: wikipedia「スペインかぜ」によると
1918年8月の後半、変異により毒性の高まったウイルスの流行が、アメリカのボストン、フランスのブレスト、シエラレオネのフリータウンという3つの港湾都市でほぼ同時に発生し、パンデミックの第2波が始まった
ニュース検定答えの解説
ここから答えの解説です。
今日の「ニュース検定」のキーワード
キーワードは 三か所同時流行
スペイン風邪の第2波
スペイン風邪の最初の発生は、1918年3月、その後の第2波は、8月後半になってからでした。
世界を離れた港町で同時に流行したのです。
第2波の始まった町は、アメリカのボストン、フランスのブレスト、シエラレオネのフリータウンという3つの港湾都市でした。
当時は第一次世界大戦の最中で、軍関係の船が港に出入りしていたため、そこから感染が広がったとみられています。
第2波の特徴
第2波の特徴としては、ウイルスが変異したことで感染率が大幅に高まった点です。
10代から30代の若者たちが多く感染しました。
また、致死率も高まったため、発症から二日ほどで息を引き取る人が続出しました。
この第2波は1919年12月までに、世界レベルでほぼ収束したと伝えられています。
wikipediaでは、第3波もあったことが伝えられています。
新型コロナの第2波も懸念される中、より一層の警戒が必要です。
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