「日記」の出版社はどこの国?
ニュース検定の答えと池上彰の解説をリアルタイムでお知らせします。
ニュース検定の時間は、7時50分頃。テレビ朝日の朝のニュース番組「グッドモーニング」で放送です。
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池上彰のニュース検定
ニュース検定の今日の問題と答えです。
ニュース検定の問題
「日記」の出版社はどこの国?
青 中国
赤 日本
緑 アメリカ
ニュース検定の答え
答えは 緑 アメリカ
ヒント:
現在、アメリカ、イタリア、ドイツなど世界15か国で出版が決まっており、世界から注目されている今年最大の話題書です。―https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000312.000012754.html
ニュース検定答えの解説
ここから答えの解説です。
今日の「ニュース検定」のキーワード
キーワードは 武漢日記
武漢封鎖後の日記
新型コロナウイルスの都市封鎖後の武漢に住む、中国の女性作家、方方(ファンファン)さん(65)がブログに記した日記が、海外で出版されることが決まりました。
『武漢日記』は、封鎖解除が通達された3月24日までの60日間に及んだ日記をまとめたもので、来月英語版の「日記」がアメリカで出版されます。
日本でも、河出書房新社が、『武漢日記』の邦訳出版権を取得、9月9日に刊行されるということです。
中国では発禁扱い
中国で出版されなかった理由は、国内では事実上の発禁扱いとなり、出版できない状況となったためだと伝えられています。
というのも、「当局の隠ぺい体質によって、さらに多くの苦しみがもたらされた」として、「党や国家に感謝するよう市民に求められる」のは「奇妙な考え」として、批判を述べたためです。
これが「市民の本音」として、ブログに発表された日記は、市民の共感を呼んで話題になりました。
しかし、海外での出版が決まると、市民の声は一転、「裏切り者」「中国を批判するな」といった方方さんへの批判が殺到したといいます。
方方さんは「批判は苛烈(かれつ)を極める一方だ。一体なぜなのか、なんとも不可解な事態だ。」と報告するとともに、「私はただ、自分が見聞きし、心が感じたことを書いただけなのに」と綴っています。(―朝日新聞記事よりhttps://digital.asahi.com/articles/DA3S14507805.html)
この本は、日本では9月9日に出版が決定、アマゾンで予約ができます。