有人宇宙飛行「アルテミス計画」名前の由来は?
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ニュース検定の問題
有人宇宙飛行「アルテミス計画」名前の由来は?
青 ギリシャ神話
赤 インド神話
緑 聖書
ニュース検定の答え
答えは 青 ギリシャ神話
ヒント:アルテミスは、ギリシャ神話に登場する月の女神で、アポロの双子 ――Wikipediaより
ニュース検定答えの解説
ここから答えの解説です。
今日の「ニュース検定」のキーワード
キーワードは アルテミス計画
月に初着陸からちょうど50年
今年4月、アメリカが初めて宇宙飛行士を月に送り込みました。
アームストロング船長が初めて月に着陸してから、ちょうど50年が経っています。
アルテミス計画
アポロ計画の再来を願って、トランプ大統領は再び月に人を送る計画を進めています。
それが、アルテミス計画と呼ばれています。アルテミスとはギリシャ神話で月の女神です。
今回は、史上初めて女性の宇宙飛行士を月に送り出す計画です。
宇宙ステーション「ゲートウェイ」の建設
2020年に無人機、22年には有人機を打ち上げます。
それに並行して建設するのは、月の周りを回る宇宙ステーションです。
地球からの距離は遠く離れますが、機能はこれまでの宇宙ステーションと同じです。
近くに作られる予定の宇宙ステーションは「ゲートウェイ」と呼ばれています。
宇宙飛行士はここで月着陸船に乗り換え、24年にも月に降りる予定なのです。
この、月への玄関口ともなるゲートウェイの建設が、アルテミス計画の目玉なのです。
月に水があれば燃料確保に
宇宙飛行士はゲートウェイに長期にわたり滞在できるため、月面基地を作ることも可能になります。
また月の北極や南極には、大量の水が存在すると言われていますが、実際に存在すれば、基地の飲料水に使われるばかりでなく、ロケットの燃料確保にもつながります。
水分解すれば液体酸素や液体水素になるからです。
月からさらに火星へ
ロケットの燃料などが月で手に入れば、月からさらに離れた火星に向かうことも現実味を帯びてきます。
トランプ大統領は月の後の火星を見据えているのです。
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