手作りマスクを作りたいが、生地はどこで買うのがいいのでしょうか。
この記事では手作りマスクの生地、さらしやガーゼ、マスクゴムなどの材料と、マスクの作り方の概要についてご案内します。
また使い捨てのできる、キッチンペーパーなどの紙類を材料にした手作りマスクの作り方もお知らせします。
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手作りマスクの生地
目次
手作りマスクに仕える生地は、おおまかにいって下のような材質の布があります。
・さらし
・ガーゼ
・薄手の綿の布
さらしで手作りマスク
手作りマスクの生地でもっとも手に入りやすいのは、「さらし」です。
ガーゼより目が細かく、ガーゼよりも薄いので、重ねた時も縫いやすいです。
さらしは薬局で買える
さらに、さらしは、手芸店だけではなく、薬局、またはドラッグストアのどこにでも売っています。
入院や手術の時に包帯の上から晒を使うことが多いため、手術前には用意するように言われるためです。
さらしは最も安く買える
さらしの価格は、他の布に比べても最も安いです。5mで1500円くらいで買えますので、一つあれば、マスクにするには多量に使えます。
ガーゼは柄が可愛いマスクができる
布マスクとして市販されているものは、ガーゼが原材料として使われています。
薬局で売っているものは真っ白ですが、今は、ガーゼの、絵柄の可愛い生地がたくさん出ています。
子ども向けには、喜んでつけてもらえそうな柄を選びたいですね。
薄手の綿の布
他に、呼吸をしたときに妨げとならないような、薄手の綿の布、ハンカチに使うような薄さの生地などなら、何でも使えます。
余っているハンカチのある人などは、そちらを利用されるのもよいと思います。
マスク用ゴム
マスク用ゴムも、店頭ではたいへん品薄になっています。
手芸店でもスーパーでも買えないところが多いので、ネットで買うのがおすすめです。
下は普通の丸ゴムです。
個人的は、繰り返し洗うようなものの時なら4コールも丈夫でいいと思いますが、お好みで。
これも店頭では手に入りにくくなっており、私の行くスーパーでは幅広のゴムはあっても細いゴムは場所が空になって補充がされていません。
布とマスク両方を合わせたキットもあります。初めて作る、マスクの数がたくさんでなくてよいという場合は、こちらを利用されると布ゴムの両方が入っています。
ノーズワイヤー
鼻の上に、細い針金が入っているのが、今の不織布マスクの特徴です。
これは「ノーズワイヤー」という商品名で、ネットではこれも買うことができます。
金属アレルギーができるといけないので、必ずコーティングされているものを選びましょう。
手作りマスクの作り方
マスクの作り方に関してです。手作りできるものには下のような種類があります。
- 四角いマスク
- タック入りの四角いマスク
- 立体マスク
四角いマスクはもっとも簡単に手作り可
マスクの形に折りたたんで、端を輪にしてゴムを通すだけというもの。
多くガーゼのマスクに使われる形で、最も簡単にできます。
ガーゼマスクの作り方は以下に。所要時間は10分くらいだそうです。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/585181/
タック入りの四角いマスク
布をたたむのは同じですが、途中にタックを入れます。
タックの数は、特に布が厚い場合は、タックをたくさん入れると分厚くなってしまいますので、タックが一つでも結構使えます。
手作りマスクの作り方 布一枚型紙なし,ゴム通しも端縫いも不要、4針縫うだけ!
立体マスク
曲線の型紙を切って、各パーツを縫い合わせるというもので、YouTubeでも型紙や作り方が出ています。
ただし、形が複雑になると、その分、手間がかかります。
立体マスクの手作りマスクは、ネットにも多数出ていますので、まずYouTubeからお探しください。
布マスクの難点
布マスクは、自分で作れる、そして、繰り返し使えるというところに大きなメリットがあります。
しかし一方で、洗わなくてはならないというデメリットもあります。
洗わずに使うマスクは、逆におすすめできないものとなってしまいますので、こまめに手入れをしながら使う必要があります。
マスクの洗い方 ハイターで消毒できる 花王が紹介して話題に
布以外の材料、紙類の手作りマスク
洗わなくてはならない布マスクに変わって、マスクの材料を布ではなく、紙類で作ると使い捨てマスクと同じように使うことができます。
キッチンタオルやキッチンペーパーのマスク
このうち、キッチンタオルをミシンで縫ったものは、材料が安価で手に入れやすいためおすすめです。
キッチンタオルの手作りマスクの作り方 ミシンで縫って使い捨てマスクに
ホチキスだけで作れるマスクもあります。
ペーパーナプキンや紙タオルの手作りマスクの作り方 ホチキスだけ数分で完成
終わりに
マスクの入荷は店頭では依然として厳しいものとなっています。
ネットでは販売されていますが、コロナ以前に比べるとやはり高価なものです。
時間に余裕のある方は、ぜひマスクを手作りされて、不織布の使い捨てマスクと併用されることをお勧めします。