コロナウイルス対策、満員電車やエレベーターに乗った際の注意点、感染しにくい場所があるとするとどこなのか、テレビ朝日の朝のニュース番組グッドモーニングが伝えました。
コロナウイルスの感染予防の参考にお知らせします。この記事は17 日に更新しています。
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コロナウイルス対策で緊急事態宣言
目次
コロナウイルス、直近のニュースでは、緊急事態宣言が行われ、外出の自粛が呼びかけられています。
ウイルスについては、長期的な注意が必要ですが、まずは外出を控えることで、感染の拡大が抑えられると考えられています。
17日の最新記事:
東京コロナ149人/緊急事態宣言全国に/国民1人10万円【コロナニュース】
※マスクの洗い方については、下記事を参照してください
コロナウィルスの感染を避けるには
今朝のニュース番組では上の発表を受けて、満員電車とエレベーター、外食の際の注意点を放送しました。
コロナウィルスと電車
コロナウイルスの感染を避けるには、人ごみに近づかないことがいいのですが、やむを得ず電車を利用しなければならない場合もあります。
その場合で、満員電車で感染しにくい場所はどこなのか、京都工芸繊維大学の山川勝史教授に聞いたというものです。
新型インフルエンザの拡散シミュレーションというのがあって、乗車率100%の京浜東北線を想定、その場合のウィルスの拡散を調べた研究があるそうです。
これをコロナウイルスに置き換えた結果が下の通りです。
電車のドア付近より奥が良い
満員電車に関しての疑問は、ドア付近がいいのか、電車車両中央に当たるの座席付近が良いのかという点です。
上記の拡散シミュレーションにおいては、ドア付近だと、ウイルスの飛沫が飛んで、ウイルスが拡散された場合の感染者数は9人、対して奥の方で同じことが起こった場合の感染者数は3人ということで大きな違いがあります。
その理由は、ウイルスを含んだ飛沫というのは空間において広がるためだそうです。
ドア付近は頭上の空間が大きく、その部分の形が筒状の空間が横に広がっており、そのため拡散がしやすい。
コロナウイルスには電車の座席付近がよい
対して、座席のある車両の奥だと、座っている人と立ってる人の間は空間ですが、座っている人の膝の上などにウィルスが落ちるため広範囲には広がらないそうです。
再度まとめると、ドアのある入口付近の方が、車両の奥に比べてウイルスが拡散しやすく感染率が高いということです。
満員電車という密閉された空間においては、空間が狭い方がいいという、いささか意外な結果となっています。
満員電車に関する最新記事:
コロナウイルスの満員電車「一番危険」他「クラスター発生しにくい」も
コロナウイルスとエレベーター
一方、エレベーターに関しては、エレベーターは密室なので感染率が高く、中原英臣博士によると、可能であれば階段を使った方が良いということでした。
しかし、建物の高層階に移動するときなど、エレベーターに乗らなければならない場合ももちろんあります。
その際はエレベーターのどの位置であれば感染が少ないと言えるでしょうか。
ウイルスは上部に拡散しやすいため、どこに行っても吸い込むリスクはあるということです。
エレベーター後方の壁際がよい
あえて言うと、一番後ろの方が感染率が低いということでした。
その理由はやはりウイルスに感染している人の後ろに来たほうがいいということです。
後ろの方は咳などの飛沫が直接かからないというのがその理由です。
言い換えれば人との接触がわずかながらも少ないのが、人の背後であり、エレベーターの場合は、一番後ろの壁際ということになりそうです。
エレベーターのボタンにも注意
他に、エレベーターのボタンについては直接手を触れるものなので、ボタンに触った後は手を洗ったり消毒するなどするのが良いそうです。
外食について
外で食事をする時の対策についても、注意点が説明されました。
特にテーブルの上に、お箸があらかじめ置かれている飲食店の場合は、その前に感染した人がお箸に触れたり、飛沫が飛んでいる可能性があります。
なので、そのお箸を使わないということが、予防になるため、お箸を持参する、マイ箸がよいということです。
同様に、テーブルの上の調味料、醤油や七味唐辛子、爪楊枝などは、長時間置かれている状態であるため、こちらも同様のことが考えられます。
触らないで済むものに関しては、できるだけ手を触れない方がよさそうです。
コロナウイルスの予防のまとめ
以上の注意点をまとめると下のようになります。
コロナウイルスのある場所そのものを避ける
まず、感染しやすい場所そのものを避けるという観点からは
- 満員電車はできるだけ避けて、時差出勤をする
- エレベーターは乗らずに階段を使う
- 外食は避ける(自分で弁当を作る、テイクアウトなど)
場所別の注意まとめ
そしてそれぞれのシチュエーション別の注意をまとめると
- 電車は入り口付近ではなく、座席のある車両奥がよい
- エレベーターは人の後ろの壁際へ
- エレベーターボタンやドアなど共用部に触れた場合には手洗いをする
- 外食の際はマイ箸などを用意
- 店のテーブルの上の物には手を触れない
以上、朝のニュース番組グッドモーニングの解説から、満員電車やエレベーターなどの場所別の注意点をお伝えしました。