鹿児島の集落”やねだん”は何に頼らない?
ニュース検定の答えと池上彰の解説をリアルタイムでお知らせします。
ニュース検定の時間は、7時50分頃。テレビ朝日の朝のニュース番組「グッドモーニング」で放送です。
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池上彰のニュース検定
ニュース検定の今日の問題と答えです。
ニュース検定の問題
鹿児島の集落”やねだん”は何に頼らない?
青 若者
赤 補助金
緑 電気
ニュース検定の答え
答えは 赤 補助金
「行政に頼らない「むら」おこしを目指しています。 補助金漬けで国や町の行政に頼りきりでは、集落の力を削ぐだけで、集落も人も育ちません。 補助金に代わるもの。それは汗、すなわち活動への参加です。」――「やねだん」の理念より
ニュース検定の答えの解説
答えの解説です。
今日の「ニュース検定」のキーワード
キーワードは やねだんの教え
急成長する老人施設の理由は
おとといこの番組で紹介した社会福祉法人は、2002年に比べると年間事業収入がおよそ5倍に、職員数はおよそ6倍にまで急成長しています。
理事長の山田さんは、8年前のある経験が影響していると言います。
やねだんで学んだことは、地域との付き合いですよね
やねだんは地域の集落
山田理事長のいう”やねだん”というのは、下のような理念を持ちます。
自立することそのことが地域づくりのポイント。住民でできることは住民でやろうや--やねだん理事長 豊重哲郎氏
補助金に頼らない集落”やねだん”
鹿児島県にあるこの集落では、住民総出でサツマイモを栽培、ブランド焼酎を造ったりするなど自分たちで財源を生み出しています。
補助金に頼らない集落として、全国的に知られています。
自治会入会を拒否される
ここでは地域再生を学ぶための塾も開かれています。
山田さんはその塾を受講した後、高齢者施設を開いている宮崎市で自治会に入会しようとしました。
しかし断られてしまいます。
あなた達は今までお付き合いがなかったわけだ。それなのになぜ急にそんなことを言い出すんだと警戒されました。それで1年間様子を見るということになりました。
1年間ゴミ拾いをして入会
住民の理解を得るため山田さんは、1年間地域のゴミ拾いやトイレ掃除をするなどを続けました。
そしてようやく自治会の加入が認められたのです。
そのうちいろんな地域から家でも老人ホームを作ってほしいという話が舞い込みました。
地域密着こそが成長の原動力だったのです。
前回の問題
太平洋側に多く自生するのはヤマモミジ?イロハモミジ?【お天気検定】
それではまた明日!