ポツンと一軒家、今夜は高知県と福岡県の一軒家が登場します。
ゲストは、田山涼成、栗山千明のお二人。
11月3日の「ポツンと一軒家」の番組内容をお知らせします。
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「ポツンと一軒家」 とは
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日本各地の人里離れた場所に、なぜだかポツンと存在する一軒家。
そこには、どんな人物が、どんな理由で暮らしているのか!?
衛星写真だけを手がかりに、その地へと赴き、地元の方々からの情報を元に、一軒家の実態を徹底調査しながら、人里離れた場所にいる人物の人生にも迫っていく。
ポツンと一軒家 放送日時
11月3日(日) 夜7時57分から テレビ朝日
3月15日の三重県の一軒家は
ポツンと一軒家三重県度会郡南伊勢町と福岡県”人生をかけた開拓物語”
高知県の一軒家
最初のお宅は高知県の一軒家です。
実は、高知県は番組初登場というだけあって、興味津々、どんなお宅に向かうのでしょうか。
”本格的なポツン”所ジョージさん
衛星写真を見ただけで、スタジオでは「これは本格的なポツンですよ」と所さん。
ポツンに”本格的”というのがあるんですね。
でも、ほんとうに周りには何もない山奥中の山奥という感じのところ、こちらは、高知市の鏡吉原というところです。
数軒のみの集落
捜索隊はこれまでのように集落で聞き込み開始をするわけですが、そこも”集落”とはいっても、数軒の家がチラホラと見える程度。
しかし、数が少ないのが幸いして、見かけた男性は「この家の方は知っています」
ラッキー!
お名前はスギタニさん、71、2歳。定年後にUターンをして、お茶畑を作っているそう。
職業やもちろんそこへ至る道順もしっかり教えてもらうことができました。
ありがとうございます!
しかし、それだけでは終わらないのがこれまでのポツンと一軒家。
途中で、ヤマサキフミアキさんと、先ほどの男性から訂正の電話が入りました。
しかし、道は次第に恐ろしいような様相へ・・・
山肌には、滝も流れています。ステキな景色なんですが、道の脇が崖なので、滝どころか冷や汗を流すスタッフ。
それでもどうやら、坂を上っていくと、このみはらしの良いこと!
お宅におられたのは、先ほどの住民の方が知らせてくれた、お名前の、ヤマサキさんでした。
150年前に、祖父が山を切り開き、稲作と林業で生計を立ててきたという山崎家。
お母さまが、去年亡くなって、山崎さんは、さんは、高知市からこちらに通っているのだそうです。
お父さんはお婿さんだったので、こちらはお母様の生家。そうです。
高知市内にも、部屋を用意していたそうですが、お母様は家を離れなかったそうですね。
お母様は自分で山を上り下りできるように60歳で運転免許を取ったのだそうです。
そして、90歳まで、野菜を作って出荷をしていたそうです。
写真のきれいな緑は、お茶の葉っぱで、きし豆というお茶、それから柚子など。
干しタケノコ…山崎さんは、これらを、「母親の遺産」と言います。
それを文章(ふみあき)さんがそのまま受け継いで続けているんですね。
その他にも、山の整備をして、文章さんがしていることはというと、山菜を採って出荷をすること。
タラの芽、コシアブラなどを育てて、それを収穫。
何と、山崎家では、このあたりの山一帯6ヘクタールを所有しているというのですから、すごいですね~
お母様の遺産、そして、先祖が切り開いた山を守りながら、山崎さんは、70歳を超えた今でも、毎日この山に通って、生き生きと野菜を袋詰めにして、出荷を続けているのです。
ううむ、生家が残っているというのは、いいものですね。
お母様が亡くなった今でも、同じ仕事が脈々と続けられています。そうして、山も家もきれいなまま残り続けているのです。
2月9日の高知県の一軒家はこちらの記事へ
ポツンと一軒家高知県2月9日 川に子どもたちの楽園、地域産業の歴史も
福岡県の一軒家
今回は、もう一軒、福岡県の一軒家があります。
写真で見ると、どうやら、”キレイな山”と、スタジオは口々に絶賛。
打って変わってにぎやかな集落で聞き込みを開始すると、「この家にはご夫婦がいらっしゃる」と早くも有力な情報をゲットできました。
問題は、そこまでの道! 家までは「かなり複雑」とくぎを刺された捜索隊は戦々恐々。
その雰囲気が伝わってか道を教えてくれた男性は「オレもモノ好きだから」と、家までの案内役を買って出てくれました。
うーん、皆さん親切ですね。やはり、番組の知名度が高いからかもしれません。
全国にいつのまにか”ポツン互助会”ができているような感じがありますね。
「やっと来たか」の住民第一声
トタン屋根の向こうに出会った住民は、
「ポツンと一軒家という番組なんですが」という声を聞くと、次の第一声が
「やっと来たか」
まるで、待っていたかのような歓迎ぶり。
「来るかなって思っていたんですよ」
こちらの女性は山中さんの妹さん。
こちらは、山中さん兄弟の実家で、梨農家を営んでいるため、お手伝いに来ているんですね。
なんとも広い広い畑なんですが、その畑を管理するのに
「うちの兄はすごい。84歳になるのに、山を上ったり、木の消毒をしたり、とにかくすごい」
と手放しで、お兄さんを褒める妹さん。
従弟さんも、梨の手伝いできていましたが、マラソンの練習に。
73歳だそうです。ううむ、皆さん、とにかく元気。そういうご一家なんですね。
そのうち、病院に行っていた、一軒家の主の山中さんのお兄さんが帰宅。やっと会うことができました。
こちらは、ご両親が、戦後韓国から引き揚げてきたあとの、開拓者用住宅だったそうです。
健司さんも生まれは韓国で、小学校4年生までそちらにいたそうで、当時の思い出を話してくれました。
70万人以上の日本人がいたこと、町では皆が日本語で話しており、外国という感じではなかったこと。
しかし、終戦とともに、一つの船にのって引き上げ。山口県の港に上陸したそうです。
当時のDDTの消毒を受けて、上陸した日本人は38万人。
あまりに大勢だったので、土地を割り当てて、山中家がこちらに入植をしたということでした。
県から与えられた土地を開拓、サツマイモの栽培の後、10年後には梨の栽培を始めたそうです。
ひとつの畑に、このような歴史があったんですね。
捜索隊が梨狩り!
品種は20世紀梨、それと愛宕梨など、5種類の梨を作っています。
妹さんと従弟さんとで守ってきたこの梨畑、後継者が見つからないことが心配だそうですが、同じ家に育った兄妹が、今でも力を合わせて、毎日一緒に働いている姿に、じんわり感動してしまいましたね。
愛着がある生家があり、生計を立てられるその土地を皆で大切に守っていく――
人生の原点であるすてきな一軒家と、引き上げの歴史のお話、山中さん、ありがとうございました!
これまでに人気の一軒家は!
「黄色いお茶」の一軒家はこちら
愛媛県 黄色のお茶の一軒家
番組に登場した黄色のお茶についてはこちらの記事に
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