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チバニアン、反対派楡井久氏の階段が養老川氾濫で立ち入り禁止に

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チバニアンのある養老川が氾濫したため、チバニアンと養老川のある市原市は、周辺を立ち入り禁止にしました。

「チバニアンにある階段が水没したため」とのことなのですが、市が建設したものではなく、チバニアン申請に反対をする楡井久氏が勝手に建設した階段のようです。

チバニアンの地層への影響やチバニアンの申請には影響はないとのことです。

一方、チバニアンの申請「GSSP提案申請書」3次審査の審議期間は、あと残り1日となりました。

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チバニアン階段を「立ち入り禁止」

チバニアンを「立ち入り禁止」の発表をしたのは千葉県市原市の教育委員会です。

市原市というのは、国の天然記念物「地磁気逆転地層」があるところです。

これが命名されれば、チバニアン時代の地層、現在も含めて、「チバニアン」となることになります。

この地層は養老川流域の湿地帯のようなところにあり、見学するときは長靴が必要とされている、水の多い場所です。

その階段が水没してしまったので、見学者の安全を考えて立ち入り禁止にするというのが理由です。

 

養老川が氾濫

市原市牛久では夕方までに、12時間雨量が平年の10月の1カ月分を大幅に上回る283・5ミリを記録。

記録的短時間大雨情報が発表されました。

ところが、3日前には、千葉県内で8つの川が氾濫していると伝えられ、養老川も氾濫してしまいました。

市原市は25日の午後3時すぎ、養老川の一部が氾濫(はんらん)したとして、最高警戒レベルの災害発生情報を発令。

浸水想定区域に住む399世帯893人に、避難と、命を守る最善の行動をとるよう呼びかけました。

チバニアンのある地層周辺も危険に

その後、市原市は大雨の影響で被害を受けたとして、安全が確認できるまで当面の間、一般の立ち入りを禁止すると発表しました。

市教委によると、地層自体には大きな被害はないといいます。

ただし、万が一崖崩れなどということになれば、支障があるかもしれません。申請中で認定を待っている時期なだけに、慎重な観察が必要と思われます。

チバニアン認定への影響は

立ち入り禁止というのは、現時点ではチバニアンを見学したい人に向けての発表であり、雨が長期に及ばない限り、間もなく解除されると思われます。

現時点では、チバニアン認定への影響は報道されていません。

 

楡井久氏が建設した階段が水没

現在は、地層に向かう手すり付きの簡易階段が、最上段まで水没したものとみられ、土砂が堆積し、安全面で問題があるということです。

川沿いの私有地の樹木は根元が水流で削られ、根が露出していたことが観察されました。

市の方で周辺に「立ち入り禁止」の看板を設置したというこの階段は、市原市が設置したものではなく、チバニアンの研究者でもない、チバニアン申請に反対する、楡井久氏が建設した階段です。

「チバニアン」斜面に見学用コンクリ階段 市は困惑」(朝日新聞)

地質学者らでつくる研究団体がコンクリートブロックの階段を整備した。見学者にとっては地層を間近に見ることができる便利な階段。だが、国の天然記念物指定を目指す市は「現状変更」に困惑している。

この地質学者らでつくる研究団体というのは、茨城大学名誉教授の楡井久氏が所属する団体、「古関東深海盆ジオパーク認証推進協議会」というところです。

楡井久氏のチバニアン反対の次第

http://www.tbs.co.jp/radio/kume954/guest/20150718.html

楡井久氏は、茨城大学の名誉教授で、世界的な認定を目指しているチバニアンの申請に反対しており、認定を進める市原市とは別に勝手に階段を建設、この土地に賃借権を設定してしまいました。

楡井久氏自身は見学者は受け入れており、上記の階段を設置したわけで、一般人、それと研究チームをも立ち入り禁止にしたわけではないようです。

しかし、チバニアンを国際学会に申請する条件として、チバニアンのあるエリアに「自由に立ち入りできる証明」に地層があることが条件です。

誰かが賃借権を設定した土地、つまり楡井氏が借りている土地の場合は、所有者は楡井氏なので、いつでも、「ここに入ってはいけません」と立ち入り禁止にできる立場にあります。

そこで、チバニアン申請に反対する楡井久氏の行為が、申請への障壁となっていたわけです。

市原市が条例の可決で解決へ

「賃借権」というのは、形式をきちんと踏んでいるため、法律で定められた権利であり、他の誰もが権利の侵害をすることはできない。

そこで、研究チームも市原市も困惑し、一時は、せっかく研究を進めてきたチバニアンの申請ができないのではないかと周囲から危ぶまれていました。

そこで、市原市の方は、新たに条例を作って楡井氏に対抗することにしました。

市原市は地磁気逆転を示す地層がある一帯を「特定地域」に指定。土地の所有者や賃借人であっても調査研究目的の立ち入りを拒んだり妨げたりしてはならないと定めたのです。

それによって、チバニアンのあるエリアに「自由に立ち入りできる」ことが証明され、チバニアンは、今3次申請にまで進んでおり、申請の結果を待つばかりとなっています。

反対派の楡井氏がなぜ階段を?

そして今、一時的にではあれ、楡井氏が見学者のために作った階段が水没してしまい、今度は市側によって、その土地が「立ち入り禁止」となっているわけです。

楡井氏は、チバニアンの申請に反対していながら、なぜ階段を作ったのか。

楡井氏は当初、階段建設の理由を「(見学者に対し)事故があっては大変。私たちはすべてボランティアでやっている」と話したようです。

実際、チバニアンを見学した「早稲田大学出身者の会」メンバーの話によると、楡井久氏は、チバニアンのある場所に行って、見学者を自ら迎えており、その場所で見学者一人一人に向かって「申請チームのデータの不当性を熱っぽく訴えていた」といいます。

見学者が、その行為の理由を問うと「いや、今の段階で白紙に戻った方がいい」と返答したということです。
(掲載元:習志野稲門会ブログ https://tnarashino.exblog.jp/m2018-05-01/)

チバニアン3次審査の審議期間残り1日

その階段も今は無残に水没してしまい、一部は流されて壊れてしまっています。

そして、チバニアンの申請はというと、「GSSP提案申請書」3次審査の審議期間は、あと残り1日となりました。

つまり、1日を過ぎると3次審査の結果が出ます。

台風と大雨の被害にあわれた方々は、本当に大変でしたが、チバニアンの地層が守られたのは幸いなことです。

千葉県の被害の復興を願うとともに、チバニアンの申請がうまくいくように願っています。

tankakanren

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