麹町中学が学校改革の一環で廃止したのは?
ニュース検定の答えと池上彰の解説をリアルタイムでお知らせします。
ニュース検定の時間は、7時50分頃。テレビ朝日の朝のニュース番組「グッドモーニング」で放送です。
スポンサーリンク
池上彰のニュース検定
ニュース検定の今日の問題と答えです。
ニュース検定の問題
麹町中学が学校改革の一環で廃止したのは?
青 通知表
赤 定期テスト
緑 体育祭
ニュース検定の答え
答えは 赤 定期テスト
2019/10/09 - 麹町中学では定期テストを廃止した代わりに、教科の節目ごとに単元テストを実施している
ニュース検定の答えの解説
答えの解説です。
今日の「ニュース検定」のキーワード
キーワードは 麹町中の教育改革
麹町中の改革を行った工藤勇一校長
この本は教育関係の本としては異例のベストセラーとなっています。
麹町中学校の工藤勇一校長です。
定期テストを廃止
麹町中学が、定期テストの廃止を打ち出し世間が驚きました。
どうして定期テストをやめたのかというと、学校の当たり前をやめる、という工藤校長が掲げる改革の一環なんですね。
定期テストの前に子供たちがよくやるのは、一夜漬けの勉強ですよね。
それでは身につかないと言うのです。
「単元テスト」の実施
その代わりに重要視しているのは、単元テストです。
たとえば、数と式が終わったらテスト比例反、比例が終わったらテストみたいに、単元が終わるごとにテストやる。
短いスパンでテストを行えるから、わかるわからないが明確になりました。
60点取りました。40点はわからなかったということですよー工藤勇一校長
麹町中学は再テストを認めています。
そこで子供たちはわからなかった点を勉強し直すというのです。
点数が上がれば、通知表のアップにもつながります。
人に聞いたり、参考書でインターネットで調べたりすることが大事だといるのです。
わからなかったことを明確にして、わかるようにすることが改革のポイントです。
宿題も廃止
麹町中学で、は同様に宿題も廃止しました。
宿題がなくなったのは当然です。わかんないものを分からせるのが勉強だから、宿題は真逆なんですよ。わかることを出しているから。ー工藤勇一校長
既に分かっている生徒に対しては宿題は無駄な作業であり、わからない生徒に対しては重荷だというのです。
ただこなすことが目的になっている勉強は必要ないというのですね。
さらに麹町中学の当たり前をなくす改革は、教師にも影響を与えています。明日はその続きをお伝えします。
前回の問題
スパコン「京」をめぐる有名なフレーズは?【ニュース検定】答えと解説池上彰
それではまた明日!