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チバニアン楡井氏の反対に対抗!市原市が土地に入れる条例の制定へ

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チバニアンの申請に反対している楡井久氏が、地層のある土地に「自由な立ち入り」の証明ができないため、命名の申請ができない事態となっています。

自由に出入りできることの証明が取れることが申請の条件のため、このままでは、登録されるはずだったチバニアンの命名ができない! 

そこで地層のある市原市が、土地に入るための条例を作ることにして、楡井氏に対抗する措置を取ることになりました。

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チバニアン危機問題とは?

千葉県市原市にある、学問上の貴重な発見とされていた地層を「千葉時代」と名づけようと、研究チームが国際団体に申請をしました。

そのまま、申請が通れば、「千葉時代」の意味の「チバニアン」という名称が登録されます。

チバニアンとは?

wikipedia

千葉県市原市にある地層は、約77万~12万6千年前の地質時代の地層で、地球の磁場が最後に逆転した痕跡が確認、証明できるスポットにある地層なのです。

今候補に挙がっているのは、イタリアの地層と、市原市のこの地層の2つなのです。

審査は4段階で、昨年11月に2次審査を通過。既にライバルのイタリアを上回る評価を得ており、チバニアンが有力!

チバニアンの名が歴史に残ることとなっていたのです。

チバニアンの申請が通らない!?

チバニアンが最初に発見されたのが1920年だそうですので、これまで長いこと研究が重ねられてきていました。

申請ができるようになったということで、研究チームの関係者も大喜び。

日本にとっても名誉なことで、地層のある市原市を含め、皆が登録を心待ちにしていました。

それなのに、突然チバニアンの申請がこのままでは通らない、という事態が起きてしまったのです。

 

楡井氏が賃借権設定

申請が通らなくなってしまった理由は、最初チバニアンの登録を研究チームとともに進めていた茨城大学名誉教授楡井久氏が、 チバニアンの地層のある土地、約155平方メートルを自身で借り占めてしまったということでした。

チバニアンの申請には「研究のための立ち入りや資料採取の保証」が条件です。今のように証明が取れない状態であっては、その地層が貴重なものなのかどうなのか、その証明そのものが危ぶまれます。

閉ざされた地域で、「この奥にあります」と指差しただけではダメだということなのです。

楡井氏が「賃借権」を設定

天然記念物に指定された約2・8ヘクタールの土地について公有地化を推進しており、土地の所有者に向けて買収、土地を買い取る交渉をしていました。

チバニアンのある市原市の土地は元々楡井氏が持ち主ではなく、土地の所有者がいるわけですが、楡井氏は地主と交渉して、その土地の一部約155平方メートルを借りるという契約を結び、「賃借権」というのを設定してしまいました。

そうなると、所有者と同様に楡井氏に土地の権利があることになります。

一般的に、土地の権利者が個人であれば、入れる入れないも、その土地をどう使うもその人の自由です。

「入らないでください」と言われた場合には、その人の持ち物であるため、入れなくなってしまいますし、地層を壊すことも、に家を建てることも自由にできます。

土地の所有者も楡井氏も連絡拒否

市の方は、当初は所有者と交渉をして、もうすぐその土地を譲ってもらうということで、話がついていました。

ところがある時点から楡井氏と交渉を始めた地主は、「楡井氏が窓口になっている」と言い、その後の連絡を拒否。

連絡を取らないのは楡井氏も同様で、問題解決の糸口が不明のままになっていました。

楡井氏はいくらで土地を借りている?

155平方メートルというのは、約46坪。これを一体楡井氏はいくらで借りて居るのかというと、地権者から月5000円で10年間の賃借権を取得した(毎日新聞)ということです。

10年の賃料は60万円ということになり、地主がそれを受け取ったことになります。

市の方は、土地の代金としてこの程度は支払えなかったのか、交渉の内容については明らかになっておりません。

あるいは、この賃料の他に金銭かそれに類する事物の受け渡しがあったのかは不明です。

 

市原市が条例で土地に入れる条例を

市原市は事態を打開しようと、24日に「研究目的のための立ち入りなどを保障する条例を制定する」と発表。

条例の具体的な内容はというと、

「市原市養老川流域田淵の地磁気逆転地層の試料採取のための立ち入り等に関する条例」案。
・試料採取のための特定地域への立ち入りを拒みまたは妨げてはならない
・妨害した者は5万円以下の過料

などと定めて、今後その地層の研究のための立ち入りをスムーズにするというものです。

9月市議会で条例案可決を目指すということで、申請に間に合わせようとするものです。

楡井氏がチバニアン申請に反対する理由は?

http://www.tbs.co.jp/radio/kume954/guest/20150718.html

楡井氏は、茨城大学の名誉教授で、それまでは、チバニアンの申請のために動いている研究者側の人でした。

久米宏のラジオ番組で、チバニアンについて「熱く語った」り、千葉県の行政にチバニアンのアピールをしたりもしていたそうです。

その後、研究チームの間で何かがあったのかはわかっておりませんが、楡井氏は現在のチームの功績についてねつ造と主張。

「(申請の)邪魔をしているんじゃなくて、これを正すことで良いことになるんですよ」

と語っており、今回の条例についても、

「捏造(ねつぞう)・改ざんの問題は解決されておらず、話にならない。条例についてコメントできない」

と話しているということです。

終りに

条例の制定で、チバニアン申請がスムーズに行くといいですね。

「地層は極めて価値が高く、世界的な学術研究の進展に貢献する」ということなので、日本だけでなく、今後の研究に役立つことを願っています。

tankakanren

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