あおり運転長女供述に検察が涙「家族みんな一緒に死んでしまえばよかった」 - まるまる録

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あおり運転長女供述に検察が涙「家族みんな一緒に死んでしまえばよかった」

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神奈川県大井町の東名高速で昨年6月、一家4人が乗るワゴン車を「あおり運転」で停車させ、大型トラックによる追突事故で夫婦2人が死亡、危険運転致死傷罪などに問われた石橋和歩被告(26)の公判が昨日も行われました。

その中で、遺族の供述がそれぞれ述べられましたが、亡くなった夫婦の長女の供述を読み上げた検察官が涙を流すという一幕がありました。

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あおり運転死亡遺族の供述

第6回目の公判では、亡くなった萩山嘉久さん(46)の高校生2年生の長女、嘉久さんの母、それから初めて嘉久さんの妻、友香さんの父親が供述を行いました。

読み上げられた長女の供述

長女の供述は検察官が代読。両親を亡くした驚きと心境が切々と語られました。

家族みんな一緒に死んでしまえばよかったと何度思ったことでしょうか。どれだけたくさん涙を流しても、大切な両親は戻ってきません。

と、両親と、突然の別れとなってしまった辛さを述べました。

また、事故時の両親を思いやる言葉

両親は亡くなるときに想像もできないぐらい怖かったと思います

事故が起こる直前まで、長女の方は同じ車の助手席に両親と乗っていたのです。

石橋被告に胸ぐらをつかまれている父嘉久さん、それを助けようと、運転席のドアを開けて、近くに行って助けようとした、母友香さん、それが朝護は両親の姿を見た最後でした。

長女の方は、今は高校に復学して、通学をされているようですが

この事件のことを出来るだけ考えないようにしています。忘れるようにして現実逃避しているのかもしれません。『父と母は亡くなり、もう会えない』という現実を突きつけられたら辛すぎて耐えられません。被告が何を言っても私の大切な両親は戻ってきません。どれだけたくさん涙を流してももう会えません。両親ともっと一緒にいたかったし、大人になったらいろんなことをしてあげたかったのに、それが出来ないのは悔しいです。父や母のことを考えると厳罰に処してほしいです

代読する検察官が涙で詰まる

この長女の供述を代読していた検察官は、途中で涙をこらえきれなくなり、

「一緒に死んでしまった方がよかった」…(涙で声が詰まる間)すみません、「一緒に死んでしまった方がよかった」、そこまで述べられました。

涙声になるという一幕もありました。

検察の方は毎日のように、職務に当たられており、途中で言葉に詰まるようなことは、もちろん異例だということです。
それが伝わると、傍聴席も含め、法定全体が、一瞬静まったといいます。

長女の方の供述が、それだけ皆の胸に迫るものでありました。

検察と弁護側がそれぞれの主張

検察は「何度も危険な妨害運転を繰り返すなど執ようで悪質な犯行だ。法令を順守するつもりが全くなく、常習性は顕著であり安全で安心な車社会を実現するためには決して許されない」などと指摘。
その上で、危険運転致死の罪に問われた過去の事件と比べても重い刑が言い渡された事件に分類されるとして、懲役23年を求刑しました。

一方、被告の弁護士は停車したあとに起きた事故で危険運転致死傷の罪について無罪だとしたうえで、危険運転の罪が適用されない場合に備えて検察が加えた監禁致死傷の罪にもあたらないと改めて主張しました。

石橋被告が謝罪

最後に石橋被告が用意した紙を見ながら、やや淡々と「夫婦を死亡させ、子どもや親族を傷つけたことは本当に申し訳ありませんでした。二度と運転せず同じことを繰り返しません」などと述べました。

判決は14日

判決はこのあと14日に言い渡されます。

裁判員裁判ですので、裁判員たちが、どのような結論に至るのかも注目されています。

 

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