東名あおり運転事故の原因 トラック運転手の追突で夫婦死亡「両親奪い申し訳ない」 - まるまる録

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東名あおり運転事故の原因 トラック運転手の追突で夫婦死亡「両親奪い申し訳ない」

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神奈川県大井町の東名高速で昨年6月、一家4人が乗るワゴン車を「あおり運転」で停車させ、大型トラックによる追突事故で夫婦2人が死亡、危険運転致死傷罪などに問われた石橋和歩被告(26)の公判が始まっています。

死亡の直接の原因は、追突事故なのですが、それは石橋被告とは別の人物です。その運転手はどうなったのでしょうか。

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石橋被告の公判

現在横浜地裁で、東名高速道路で、危険な運転を行ったとして、石橋被告の裁判が行われています。

しかし、弁護側は、石橋被告の無罪を主張しています。石橋被告は、死亡した夫婦の運転する車に対して、あおり運転を行ったことを認めていますが。弁護側は「危険運転致死傷罪」には当たらないというのがその理由です。

「あおり運転」はどういうものだったか

石橋被告の行ったあおり運転というのは、700メートルを走行する間に死亡した夫婦の車の前に、割り込んでは減速をするということを、4回繰り返したというものです。

「殺されたいのか」と胸倉をつかむ

そして、その後、石橋被告と萩山さんは追い越し車線に車を停車。車は追い越し車線上にあり、停車は極めて危険なものでしたが。その間、石橋被告は「頭に血が上っていた」ということで、危険なことだというのも顧みることもなかったようです。

停車後は、萩山さんの車に近づき、「殺されたいのか」「なめてんのか」「高速道路上に投げてやる」といいながら、腕をつかんで社外に引きずり出そうとしたようです。

しかし、同乗していた女性が、「子どもがおるけん、やめとき」などと、被告を止めたため、石橋被告は諦めて、萩山さんを離し、自分の車に戻った。停車はその間2分位だったといいます。

後続のトラックが追突

そこで、後続車のトラックが、停車していた萩山さんの車に追突。助手席に座っていた萩山さん長女、後部座席にいた次女が、衝撃を感じた後に顔を上げると、「父も母もいなくなっていた」ということでした。

それが長女と次女にとって、両親との最後の別れだったのです。

危険運転致死傷罪が適応できない理由

公判の争点は、石橋被告に対して、危険運転致死傷罪が適応できるかどうかというところにあります。というのは、事故は、被告が萩山さんとの話を終えて、自分の車に戻る途中に起こったため、石橋被告のあおり運転によって、萩山さんが車を停車するにいたtt菜緒は間違いありませんが、被告が車に追突したわけではない。

つまり、直接の死亡原因になったのは、それとは別な大型トラックを運転していた別な人物による追突なのです。

よって、直接、夫婦を死亡させたわけではない、危険運転致死傷罪には当たらないというのが、被告側弁護人の主張となっているのです。

追突した運転手はどうなるのか

それでは追突した運転手は罪にはならないのかというと、今回は石橋被告の裁判ですので、ここで、その運転手の起こしたことについてが対象ではありません。おそらく、今後それは別件で公判が行われることとなるでしょう。

大型トラックは、追い越し車線を走ってはならないという決まりがあります。しかし、この運転手はそれを知っていながら、守っていませんでした。

追い越し車線は危険度が高い

追い越し車線というのは、通常他の車線よりもスピードが出ているのが普通です。そして、大型車は、事故の際の衝撃も大きいことはいうまでもありません。

また、慣性の法則によって、スピードが出ていればいるほど、急ブレーキを踏んだとしても、停車するまでが普通の乗用車よりも長い距離を要します。それらのことから、追い越し車線の走行は禁止されているわけです。

1台前のトラックは避けられた

そして、萩山さんとこの大型トラックの間にはもう一つ別のトラックが走行していましたが、前を走るトラックは車線変更をしてワゴン車との衝突を避けたが、この大型トラックの運転手性は間に合わなかったことがわかっています。

その点を男性は、「車間距離を十分にとっていなかった。100メートルあればぶつかることはなかったと思う」と供述をした通りです。

おそらくは、この運転手は、上記のような点の過失が問われることになるだろうと思われます。

トラック運転手が謝罪

トラックの運転手は、萩山さんの遺族に対して、「両親を奪い、大変申し訳なかった」と供述をしています。もちろん、石橋被告が停車をさせなければ、トラックはぶつかることはなく、萩山さんが亡くなることはありませんでした。

しかし、トラックが追い越し車線を走っていなければ、あるいは十分車間距離を取っていたなら、萩山さんの車に追突する前に、十分停車する時間的余裕があったかもしれません。

事故の要因は一つではなく、悪い行為が重なった結果、2人の姉妹が両親を奪われることになってしまったこの事件、判決は14日に下されます。

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