東名あおり運転石橋被告に懲役23年 死亡夫婦の父「二人の命に見合う刑を」 - まるまる録

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東名あおり運転石橋被告に懲役23年 死亡夫婦の父「二人の命に見合う刑を」

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神奈川県大井町の東名高速で昨年6月、一家4人が乗るワゴン車を「あおり運転」で停車させ、大型トラックによる追突事故で夫婦2人が死亡、危険運転致死傷罪などに問われた石橋和歩被告(26)に対して、今日の公判で検察側は懲役23年を求刑しました。

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石橋被告に対し懲役23年の求刑

神奈川県大井町の東名高速で昨年6月、一家4人が乗るワゴン車を「あおり運転」で停車させ、大型トラックによる追突事故で夫婦が死亡した事故で、危険運転致死傷罪などに問われた石橋和歩被告(26)の裁判員裁判は、横浜地裁で今日第6回公判が行われました。

検察側は論告で

「娘2人は両親を目の前で奪われ、一生消えない心の傷を負った。娘2人は両親の声を聞くことも、抱きしめてもらうこともできない」

などと述べ、懲役23年を求刑しました。

あおり運転と死亡事故の様子

検察側の主張によると、石橋被告は昨年6月5日夜、パーキングエリアで嘉久さんから駐車方法を注意され、「停車させ、車から降ろして文句を言おう」と決意。友香さんが運転するワゴン車の前に割り込み、減速して接近させる妨害を4度繰り返した末、追い越し車線で停車させ、直後に追突事故を引き起こしたとされています。

また、この約1カ月前には山口県下関市で、約2カ月後には山口市で、計3台の車に同様の妨害をして運転者を降車させようとしたり、他人の車を蹴ったりしたとして、強要未遂罪と器物損壊罪にも問われているということです。

遺族それぞれの意見陳述

求刑に先立ち、 これに先立ち、被害者側3人の意見陳述が行われました。

長女と母の意見陳述

意見陳述は、自らもけがを負った高校2年生の長女(17)から始まり、検察官が代読しました。

「どれだけ涙を流しても両親に会えない。両親は想像できないぐらい怖かったと思う。被告人を厳罰に処してほしい」

長女は事故時には、運転する母友香さんの脇の助手席におり、事故時が起きたあと、頭をあげると、「両親がいなくなっていた」と様子を話しています。それが、両親との最後の別れとなりました。

死亡した夫婦の母の訴え

続いて、被害者参加制度を利用して公判に参加してきた文子さんが法廷に立ち、涙声で時折言葉を詰まらせながら、

「被告人は1年半どんな思いで生きてきたのか、人間らしい言葉で聞かせてほしい。でも、裁判で聞くことはできなかった」

とそれぞれ訴えました。

友香さんの父親の意見陳述

友香さんの父親(73)も法廷で意見陳述をしました。

「子の成長を楽しみにしており、無念だったに違いない。2人の命の重さに見合うだけの長い時間、刑務所に入れてもらいたい」

懲役23年の期間について

危険運転致死傷罪の上限は懲役20年ですが、石橋被告は器物損壊罪などでも起訴されているため、最高で懲役30年まで求めることができるとされており、今回の求刑は23年になりました。

弁護側は無罪を主張

弁護側もおおむね事実関係を認めているが、危険運転致死傷罪は「法律の条文上、車の走行中が前提。停車後に事故が発生した本件には適用できない」として無罪を主張する模様です。

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