オウム麻原元死刑囚の遺品とヘッドギア、遺骨と共に今も拘置所に - まるまる録

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オウム麻原元死刑囚の遺品とヘッドギア、遺骨と共に今も拘置所に

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世間を震撼させる地下鉄サリン事件その他を引き起こしたオウム真理教元代表の松本智津夫(麻原彰晃)元死刑囚他13名の死刑執行がすべて終了しました。

死刑囚それぞれの遺体や遺骨は遺族の元、またはオウム真理教の光景団体アレフなどが既に引き取りを終えていますが、麻原死刑囚の遺品は、死刑執行から4カ月たっても東京拘置所で保管されているといいます。

遺品の中には逮捕時に身につけていた「ヘッドギア」や衣服もあり、オウムの教義を継ぐ後継団体にはそれらが崇拝の対象になるとして、公安当局が行方を注目しているというのです。

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遺品の中にはヘッドギアも

麻原彰晃元死刑囚は逮捕時にヘッドギアをつけていたため、それも遺品の中に含まれているということです。

ヘッドギアとは

ヘッドギアとは、「頭部に装着する衣類の総称」で、おおむね頭部の保護のために防具として使われますが、オウムのヘッドギアとは、PSI(Perfect Salvation Initiation 完全救済イニシエーション)という修行の際に、「麻原の脳波と自分の脳波を同調させるもの」であったようです。

遺品も崇拝の対象

そして、麻原が身に着けていた衣服と共に、このヘッドギアもまた教団の象徴的な存在として崇拝の対象になる可能性があるとみられています。そのため、当局は遺品の引き渡しに慎重になっているとみられます。

遺品の引き取り手には4女を指定

他にも、麻原彰晃こと松本元死刑囚は、衣服や書籍などが入っていた段ボール数箱を拘置所で持っており、7月6日の執行時に刑務官から遺体と所持品を誰に引き取ってもらうか聞かれ、四女を指定したとされています。

しかし、松本元死刑囚の妻や次女、三女らは「(松本元死刑囚の)精神状態からすれば、特定の人を引き取り人として指定することはあり得ない」と主張。拘置所側に抗議するなどしたため、遺品どころか、遺骨もまだ引き取られていない状態になっています。

今後、妻側と四女側の間で折り合いがつかなければ、裁判に発展する可能性があるわけですが、その場合は、松本元死刑囚の意思の解釈が争点となりそうです。

信者が「奪還」の可能性も

四女は遺骨を太平洋に散骨する意向を示していますが、遺骨は散骨の前に専門施設でパウダー状に処理する必要があり、海まで移動の途中に、信徒らが「奪還」を試みる可能性があります。

そのため、四女とその弁護士は、埋葬について国の協力と支援を求めていましたが、妻側の反対もあって、まだ決定にいたっておりません。4女の代理人の滝本太郎弁護士は「遺品の中には遺骨と同じく宗教的意味合いを持つものもあるだろう。国が処分してほしい」としているということです。

あるいは、そのまま拘置所で保管をしてもいいように思われますが、今度は拘置所が信者たちの「聖地」となりかねないという意見もあります。やはり、きちんとした埋葬と遺品の引き渡しと処分が必要になると思われます。

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