シャブ山シャブ子「相棒」の薬物依存症者の描写は差別的 市民団体、研究者らが抗議 - まるまる録

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シャブ山シャブ子「相棒」の薬物依存症者の描写は差別的 市民団体、研究者らが抗議

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7日放送の「相棒」のシャブ山シャブ子さん、すごかったですね。ネットでも話題になりました。
ところが、あの「名演技」が差別的だとして、テレビ朝日に抗議が行われたと言います。

テレビだから、と思って見ていた人もいるでしょうが、抗議はなぜ、一体どのような内容でしょうか。

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「相棒」シャブ山シャブ子のシーン内容

問題視されたのは、賭博捜査をめぐる警察内部の対立を描いた回で、薬物依存症の女性が、奇声を発しながらベンチに座る刑事を背後からハンマーで襲って殺害するというところ。それから、「シャブ山シャブ子」と自称する場面などだそうです。

出演したのは短時間でしたが、「シャブ山シャブ子」さんを演じる女優さんがあまりにも演技が上手だったために注目が集まり、放送直後からツイッターなどでは「見事だ」「渾身(こんしん)の演技」などと話題にもなりました。

 

薬物依存の市民団体がテレ朝に抗議

テレビ朝日に抗議文を定修つぃたのは市民団体や研究者らでつくる「依存症問題の正しい報道を求めるネットワーク」という団体です。

抗議文の目的はテレビ朝日に、番組内での謝罪を求めるというものでした。

抗議文内容は?

抗議文の内容はというと、ドラマに登場した依存症者について「実態からはかけ離れた、異様な演出」という点です。放送が偏見を助長し、依存症者の社会復帰を妨げる結果にならないかということを懸念しています。

また、番組ホームページ内で「薬物依存症が回復可能な病気である」との情報を掲載することなども求めたということです。

依存症団体代表のコメント

ネットワークの発起人の一人で、「ギャンブル依存症問題を考える会」代表の田中紀子さんは

「人気番組で影響力が大きいゆえに、間違ったイメージが見た人にすり込まれてしまうのが心配だ」

と話しているということです。

テレビ朝日コメント

テレ朝広報部は13日、この講義を含めての様々な反響に対し、次のようなコメントを出しました。

「専門家や患者支援者の方々が問題提起されていることは承知しております。ご指摘を真摯(しんし)に受け止め今後の番組制作に生かしてまいります」

皆の立場に立って

確かに実際に依存症の患者さんを見たことがない人が見ると、クスリをするとこういう風になってしまうのか、と思いがちになります。

一方、薬物使用の怖さを伝える演技でもあったため、薬物使用への抑止にはなりそうですが、それが逆に現患者さんへの偏見を助長してしまう、という主張にもうなづけるものがあります。

実際に薬物を使用して、その後で復帰をしている女優の酒井法子さんや、先日ライブを復活したアスカさんなどもいらっしゃいます。罪は償っており、ファンの方は皆応援されてもいるわけですから、そういう意味ではやはり「害がある」シーンとなってしまうのかもしれません。

テレビを見る人には様々の視点があります。その誰にも受け入れられる番組作りというのは、なかなか難しいものだなと、今回の話題で実感させられました。「相棒」も応援しているのでこれからも頑張って続いていってほしいです。

 

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