墓じまいで急増の散骨海洋葬とは? 費用と手順 オウム麻原でも話題 - まるまる録

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墓じまいで急増の散骨海洋葬とは? 費用と手順 オウム麻原でも話題

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オウム真理教元代表麻原彰晃死刑囚が、死刑施行後に火葬。その遺骨の引き取り人である四女が、散骨を希望していると報道されています。

散骨は最近ではよく知られるようになりましたが、そもそも、散骨とはどのようなものなのでしょうか。
私の父の散骨の体験、海洋葬の方法や費用なども合わせてお伝えします。

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映画「マディソン郡の橋」でも行われた

今回の麻原死刑囚の散骨に関しては、特殊な目的がありますが、散骨そのものは、ごく一般的なものです。

有名な熟年世代の恋愛映画と映画化される前の小説に「マディソン郡の橋」というのがありましたが、映画の始まりはヒロインの死であり、映画の最後のシーンは散骨で終わる、ということをご記憶でしょうか。

その際の散骨は、片手で持てるほどの小さな容器にヒロインの遺灰、おそらくはその一部が入れられており、親族であり相続人である息子が、他の家族の見守る前で、ヒロインゆかりの川に橋の上から散骨を行う、そういうシーンで幕を閉じました。

聖職者の立ち会いなどはなく、家族だけの厳粛ながら、アットホームな葬儀でした。おそらくあれを見て、散骨が良いものだと思った方もいるかもしれません。

ただ、散骨というのはどんな形でもよく、どこでも希望の場所に行うことができるわけではありませんで、いろいろな決まりがあります。

遺骨は粉状にされる

火葬後の遺体は遺骨になります。生前の体格や性別などもあり、人によりますが、長いものでは30センチ位の大きさのものもあります。

その場で骨壺に収容しますが、入り切れないので、焼き場の係員が手動で、壺に入る程度に粉砕します。

その形のままで、海や土に散骨したとなったら、おそらく骨の形のままに浮かんでいることになってしまいます。

なので、散骨の際は、業者に依頼して、骨を機械で細かく粉砕し、粉上にするということが必要になります。

場所は決まった場所で行う

海洋散骨、つまり、海に散骨したいという場合は、たとえば、ビーチなどに散骨することはできず、沖合何キロというように決まっているようです。

船を借りる必要がある

沖合で行うということになりますので、その場合は、船を借りて行うことになります。個人の場合は、お坊さんを乗せて、船の上でお経を読んでいただくなどもできると思います。

ただ、たいていの散骨の場合は、上に書いた通り、遺骨を粉砕する必要もあり、業者に一括して依頼することが多いです。

費用は5万円からと安価

業者に合同葬、他の方の散骨と一緒に行ってもらうという時は、5万円位からでできます。
個人で船を借りて行いたい場合は、30万円からと言われています。

 

海洋散骨の経験談

父の場合の海洋葬はおおむね次のような運びでした。
父の場合は、なぜ散骨にしたのかというと、これは弟がそのようにしたいと強く主張をしたためです。

なので、父の場合は遺骨は分骨をし、通常のお墓にも埋葬するという、散骨と両方の方法で行いました。

ネットで会社を探す

弟が、散骨を希望しましたので、私がインターネットで会社を探しました。
そこで、見つかった会社にネットで問い合わせをすると、散骨についての説明や手順などの説明がありました。

指示の会った方法通りにするには、まず分骨をしなければなりませんでしたので、再度葬儀社に相談をして、再度火葬場で作業をしてくれるというのでお願いしました

遺骨の郵送

そして、分骨してもらった分を、郵送で送りました。骨壺が陶器ですので、破損のないように梱包をして、通常の方法にて郵送しました。

散骨を行う会社から、受取の連絡が来ました。それから、散骨の日時を知らせてくれましたので、弟に連絡。
弟は自分で行くかもしれないと言っていたからですが、結局散骨を希望したものの、弟は行くことはなかったようです。

埋葬を写真で確認

私は遠方ですし、分骨したものを埋葬するので、特に立ち会いはしませんでしたが、会社の方から事後、どのように行ったのかの次第の連絡と、それからその日の写真等が送られてきました。

船が出発する前にお坊さんがお経を唱え、それから船が出発。親族はいっしょに船に乗ってもいいし、埠頭でお別れしてもいいということでした。

そして散骨の場所、これは条例などによってエリアが決められているので、ある程度遠くまで沖に行くようです。

そこで散骨前にも、またお経などがあり、散骨が行われます。そのエリアを船が周遊して、親族を乗せたまま埠頭に帰ったその一連の行事の様子がきちんと写真に撮られて送られてきました。

まとめ

私は叔父の孤独死も経験しているため、縁の薄い単身の身内などが亡くなった場合は、海洋葬は個人の好みという以上にむしろ必要なものだと考えています。

これからは墓の管理が難しいケースを含め、ますますニーズが高まっていくと予想しています。

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