麻原死刑囚の遺体は4女に 神格化懸念 オウム7人死刑執行その後 - まるまる録

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麻原死刑囚の遺体は4女に 神格化懸念 オウム7人死刑執行その後

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6日に死刑が行われた、オウム真理教元代表、松本智津夫死刑囚の妻らが7日、東京拘置所に安置されている遺体の引き渡しを求めて、上川陽子法相と同拘置所長あての要求書を提出しました。

要求書の署名は6人の子どものうち長女と四女を除いた4人の連名でした。

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4女を引き取り人に指定した

拘置所側の担当者は松本元代表自身が、4女を遺体の引き取り人に指定したと言ったと報道されていますが、妻側は自分の方で引き取りたいと上記の要求をしたということです。

また、その理由として、「精神状態からすればあり得ないと考えている」と反論しました。

というのも、松本死刑囚の精神状態をめぐっては、これまでも疑問の声が多く、さまざまな憶測が述べられていました。

明らかな精神的障害はなし

車いすに乗せられている、おむつをしており、床は便で汚れ、布団も小便でぬれており、私物も娯楽のための物品もなく、食事はご飯の上に、おかずやデザートをのせて出していたものを食べる、家族との面会も拒否、法廷でも意味のあることを語らない。

それらの状態を「普通でない」とする人と、自らそうしているとする人と関係者の意見も様々に聞こえてきています。

しかし、精神科医の診断だと「少なくとも明らかな精神的な障害は生じていないと思われる」ということでした。

遺言書は残っていない

遺言書は残さなかったということですので、それ以外自分について表明があったのかどうかは、妻側が疑問を投げかけています。

9日朝、火葬が行われ、遺骨のの引き取り手はその後4女が引き取り手として調整されているということです。

 

家族とオウムとのつながりは

妻は現在オウムの後継団体とつながりがあるとされ、一方4女は、家族とは行き来しておらず、いわゆる「縁を切った」状態であるようです。

なお、テレビなどによく出ておられるアーチャリーさんは3女だということです。

 

遺体を渡すのに慎重な理由

当局が引き渡し先に慎重になっているのは、松本元代表の死後に、死刑が一種の「殉教」として、神格化される恐れがあるからです。

オウム真理教の後継団体は今もあり、セミナーには今でも最大700人の参加者があるとされています。

神格化の他にも、遺体の安置場所が「聖地」となるなどが懸念されており、そのために公安当局や警察が警戒を強めています。

法務相は生涯警備が必要か

オウム真理教の関係者の死刑執行を決めたのは、上川法務相ですが、法務相本人とその家屋は一生警備される可能性があるとされています。

死刑の執行のタイミングについては、「遅すぎた」と「なぜ今」との賛否両論がありましたが、平成の元号が変わる前に、テロ対策が重大な行事と重ならないようにするというのが理由です。

海外のメディアは、従来の死刑廃止論の他にも、「アサハラの死は、支持者には殉教と映り、新たな指導者を生みかねない」として、カルト指導者への死刑に専門家の反対を掲載しています。

 

まとめ

サリン事件では、東京と松本と合わせて多数の死傷者が出たことを思うと、警戒もやむを得ないことでしょう。

死刑が終わったからといって、真の終結ではなく、これまで以上の注意が必要です。

また、このような事件が起こらないようにするにはどうしたらいいか、論議を重ねていくことも大切なことだと思います。

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