おはようございます。まるです。
今日は3月23日は、映画監督の黒澤明さんの生まれた日です。
評価が高い「羅生門」が公開されたのは、昭和25年、監督としては完全主義で知られ、「雲の形が気に入らない」「馬が演技していない」はたまた、好みに合わない家が画面に写り込むと「あの家を消せ」とまで言ったそうです。
それだけこだわりが強かったから、素晴らしい映画が撮れたのですね。
そこで今日は
「こだわる」の本来の意味は?
という問題です。
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今日の問題
青 力をこめる
赤 つっかえる
緑 敷物が欲しい
正解
赤 のつっかえる が正解です。
緑 はというと、敷物の「ござ、ある?」なのだそうです。
林先生、これには、「今時、茣蓙?」とまあ不満げで、ご自分では映画監督つながりで、
「かってにしやがれ」を挙げておられましたよ。
なぜって「ゴダール」←「こだわる」
林先生、素晴らしい! パチパチパチ
解説
「脇差に鍔が横っぱらへこだわって痛いのだ」
との用例を見てみると、「引っかかって痛い」の意味で使われています。
「こだわる」を詳しく見てみると
「こ」は「少し」
「だわる」の語源は元は「障る」さわる が考えられるそうで、
「障る」は、ひっかかったりつかえたりして進まない
そこから、「つっかえて先に進まない」「心が何かにとらわれる」の意味で使われるようになったそうです。
今のように盛んに使われるようになったのは、大正以後だそうですよ。
今日も細かいことにはこだわらずに、さらっといきたいですね!