星の王子さまのあらすじまとめ 名言から読み取るサン=テグジュペリの世界 - まるまる録

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星の王子さまのあらすじまとめ 名言から読み取るサン=テグジュペリの世界

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「星の王子さま」はフランス人の飛行士・小説家であるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの小説です。初版以来、200以上の国と地域の言葉に翻訳され、世界中で総販売部数1億5千万冊を超えたロングベストセラー。

童話や児童向けのようにも思われていますが、大人の読みものでもあります。

なぜなら、お話の中に命や愛、友情についての人生のだいじな問題への答えとなるような言葉がたくさんちりばめられているからです。

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星の王子様のあらすじ

「私」は不時着した砂漠で不思議な少年、星の王子さまと出会います。

王子さまの語りで物語が始まります。王子さまは、かつて小さな星に住んでいました。

そこにある日やってきた種から見た事もないような美しいバラの花がさき、王子さまは一生懸命に世話をします。
しかしバラはとっても高飛車で、王子さまともすれ違いが生じます。

バラと心が通わなくなった王子さまは星を出て、星から星へ旅をします。

そしてその旅の途中で、バオバブの木、地理学者、呑み助、うぬぼれや、そしていちばんの友達のキツネなどいろいろなものに出会います。

その旅をする中で、王子さまは自分の星に咲いたたった一つのバラの花が本当にかけがえのないものであったことを理解します。

最後には王子さまは星に帰り、消えてなくなってしまいます。
あらすじを簡単に追うとするとそういうお話です。

それでは、実際に王子さまが物語の中で語った言葉から、すてきなものを以下に拾ってみましょう。

大切なこと

「星の王子さま」の中で、いちばん有名な言葉は、おそらく、友達になったキツネが教えてくれたこと

「大切なことは眼に見えないんだよ」« Le plus important est invisible » 

でしょうか。
この言葉一つをとっても、思索的なお話なのだということがわかりますね。

キツネとの友情

星をめぐる中でキツネと友達になった王子さま。
友情についても様々に語られています。

「<飼いならす>って、それ、なんのことだい?」「よく忘れられてることだがね。<仲よくなる>っていうことさ」

あんたが、おれを飼いならすと、おれたちは、もう、おたがいに、はなれちゃいられなくなるよ。あんたは、おれにとって、この世でたったひとりのひとになるし、おれは、あんたにとって、かけがえのないものになるんだよ……

この「飼いならす」apprivoiser アプリヴォワゼ というフランス語の単語は、様々な解釈が提示されています。

英語ではtameと訳されていますが、ニュアンスが少し違います。

人と人とのつながりを述べるための、「星の王子さま」の中の重要な言葉なのです。

友だちを忘れるというのは、かなしいことです。

あのキツネは、はじめ、十万ものキツネとおんなじだった。だけど、いまじゃ、もう、ぼくの友だちになってるんだから、この世に一ぴきしかいないキツネなんだよ

バラの花は妻コンスエロ

「バラの花」も繰り返し出てきますが、このバラとの関係は、作者の妻コンスエロとの間を表したものと言われています。

夫婦間には深く愛し合っていながら様々な不和もあり、サン=テグジュペリは、このお話の中で振り返りながら考えを深めてもいたようです。

花はよわいんだ。むじゃきなんだ。できるだけ心配のないようにしてるんだ。トゲをじぶんたちの、おそろしい武器だと思ってるんだ 

「トゲ」というのは何でしょうね?
トゲで自分を守る。それが武器とされると、相手を傷つけることもある。
けれども弱くて無邪気な、罪のない女性の姿が浮かび上がってきます。

ぼくは、この世に、たった一つという、めずらしい花を持ってるつもりだった。ところが、じつは、あたりまえのバラの花を、一つ持ってるきりだった。
花のすることったら、ほんとにとんちんかんなんだから。だけど、ぼくは、あんまり小さかったから、あの花を愛するってことが、わからなかったんだ

「花を愛する=人を愛する」と置き換えてみましょうか。

ぼくの花は、はかない花なのか、身のまもりといったら、四つのトゲしか持っていない。それなのに、あの花をぼくの星に、ひとりぽっちにしてきたんだ!

妻コンスエロと離れてしまったサン=テグジュペリの述懐でしょう。
彼は「飛行機乗り」だったので、妻と離れて暮らすことも多かったのでしょう。

同時に、これら王子さまの言葉に、サン=テグジュペリの女性観も垣間見えるかもしれません。

物語と王子さまの最後

王子さまは最後には蛇にかまれて砂漠の真ん中に倒れてしまいます。

けれども翌朝には姿が見えなくなっています。

王子さまはバラの待つ自分の星に帰ったのでしょうか。

きみ、いい毒、持ってるね。きっと、ぼく、長いこと苦しまなくていいんだね?

この言葉に、悲しい終わりを予感されますね。

ぼく、もう死んだようになるんだけどね、それ、ほんとじゃないんだ……。ね、遠すぎるんだよ。ぼく、とてもこのからだ、持ってけないの。重すぎるんだもの。

けれども、砂漠に倒れてしまった王子さまが死んでしまったのかどうかはわかりません。
あるいは、空のどこかの星に行ってしまったか、それとも元居たバラの花のある星に帰っていったのか。

ですので、物語はちょっぴり悲しい終わり方です。

訳は新しい訳本も出ていますが、最初の内藤濯(あろう)さんの訳を愛好する人が多いのでこちらがおすすめです。

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