特別養護老人ホームに結核で断られた父の入所が決まる - まるまる録

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特別養護老人ホームに結核で断られた父の入所が決まる

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高齢者 結核 治療 薬 施設 入所 断られる

こんにちは。まるです。昨日4日は父が老人ホームへ入所しました。
正月早々たいへんでしたが、入院していた病院からの入所で、その引っ越しと手続きに行ってきました。

決まるまでがすごくたいへんでしたので、実子である夫はとても安心した様子です。

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これまでの経緯

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父はずっとショートステイを繰り返していましたが、いよいよ歩行も困難になってきたので、家から歩いていける距離の特別養護老人ホームに申し込みをしました。

それ以前からショートステイ先の老人ホームにも申し込みはしていたのですが、なぜかそこには入れないということで、別なところに申し込みをすることになったのです。

ところが、入所前に健康診断を行ってくださいということで、病院で診断書を出してもらう検査で、結核にかかっていることがわかりました。

結核は法定伝染病なので、入所はできませんし、もちろん自宅にもほかの場所にも置けませんで、隔離して治療をするということに決まっています。
それで、6月末に入院することになりました。

そこから半年が経ち、入院治療が終わったので、退院後の新たに入所先を探すということになったのです。

結核の治療について

 
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結核そのものは、よほど進んだものでなければ、薬のみで3か月で治癒します。
父の場合は病状に加えて高齢でもあったので、半年の入院となりました。

結核の治癒の段階として、薬を飲み続けると、3か月位で、まず「排菌しない」状態になります。その状態になると、退院して、通勤もできます。

さらに接触のあった家族も検査を受けることになりますが、基本は血液検査のみで、伝染性が高いわけではなさそうなので、それほど心配はいりません。

一般的に結核の治療中は入所を断る施設が多い

 

高齢者はそこまで治癒をすると、退院を迫られることになるわけですが、それでは、そのあと申し込みをしていたところに、すぐに入れるかというと、そこからまた新たに入居待ちという状況になります。

では、その間にどこか入居待ちで欲別養護老人ホームのショートステイまたは老人健康保険施設などが利用できるかというと、これがほかの病気なら十分可能なのですが、結核の場合は、特養の入所申し込みを含めて、施設に断られることが多いのです。

なので、父の場合は、最初に申し込みをして、入所ができるとなった施設への再申し込みはしませんでしたし、その前のショート、ロングステイ先に関しても再入所は断られ、新たに場所を探すほかはありませんでした。

ヘルパー間に残る感染の不安と恐れ

もちろん、人に感染の危険がある状態ではなく、若い人なら仕事にも復帰できるわけですが、施設側で断るのにはそれとは違った事情があるようです。

ひとつの理由としては、やはり、施設側に知識がないので、「感染を恐れて断られる」という場合です。これが大半だと思います。

施設側と一口に言っても、施設の責任者ではなくて、実際にそこに働いているヘルパーの人たちも含めてのことです。

要は結核と聞いただけで、いくら「うつりません」と説明や教育をしても、「うつるのではないか」といういわれのない恐れが残るので、介助に滞りが出るということらしいのです。

実際問題としては、今の高齢者は、若い時に自覚症状はなくても、結核にかかっていることが多く、検査をすれば菌を保有している人は多い。判明はしていないということだけです。

ただ、施設側としては、治療中というだけで、入居を拒否することが多いということです。これは病院側もよく知っています。

投薬の管理に手間がかかる 

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もうひとつは、結核の人は投薬とその管理に手間がかかるということです。

入所前のカンファレンス

退院後は、その後半年は治療が続くことになり、通院と投薬だけというのは他の病気を持った高齢者と何ら変わりはないのですが、結核の場合は、やはり法定伝染病なので、退院の時には、必ず保健所の人が来た上で、施設のケアマネージャーや看護師など責任者に、カンファレンスが行われます。

そこで投薬管理の説明がありますが、一緒に聞きましたが、これがなかなか厳重でたいへんです。

まず、薬はどんなことをしても忘れることなく必ず飲ませるように、施設の人が指導をうけます。

そしてそれが事後はっきりわかるように、次のような作業が必要になります。

薬を飲ませた記録

薬は一包化されていますが、結核の薬に関しては、飲ませたら飲ませた人の名前を管理手帳に記録します。

次に飲み終えた一包化の薬の空袋は保管をする。薬の袋には、日付がマジックで記入されているので、それが不明にならないよう、薬の袋にはさみを入れる箇所まで支持されます。

飲ませ方については、手に薬を開けるのではなくて、口を開けさせて、口の中に入れる。水を飲んだら、飲み終えるまで見届けるというようなものでした。

父の場合は、他の薬を合わせて日に6回の投薬となります。

ヘルパーは人手が不足している

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今は特にどこの施設も人手が不足しています。見に行った老健施設の一か所は、

「人がいないので建屋の一部が開けられない」と言っていました。

つまり、施設運営にも差し支えるほどで、世話をする側の人が居なければ、部屋はあっても受け入れられないのです。

しかも入所希望者については、たくさんいるため事欠きません。どこの施設も順番待ちをしないとすぐには入れないほどです。

なので、施設側が、できるだけ手間のかからない人を入れたいというのもわからないではありません。

介護度についていえば、父は要介護3です。いわゆる寝た切りではないので、それもたいへんなのかもしれません。

保健所と病院と施設の三者で伝染病管理

伝染病の場合は病院だけではなく、必ず保健所が間に入ります。発病の際に届けが病院から行きますし、その後も保健所のフォローが続きます。

高齢者が伝染病になったという際には、家族の他、実際の生活の場であり、介助者のいる施設も含めての保健所と病院からの指導ということになります。

大掛かりでひじょうに大変ですが、他の人への感染を防ぐシステムが整っているとも言えますし、高齢者施設のように集団が生活をする場では、必ず必要なことでもあります。

結核の場合の施設については、後の記事にまた書きます。

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