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メダカ飼育

メダカの産卵と孵化 稚魚の飼い方 室内で楽しむ癒しの子メダカ飼育

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メダカの産卵と孵化、生まれた稚魚の育て方、飼い方についてお知らせしていきます!

息子が春から屋外でメダカを飼い始めました。そこに生まれた卵から更に、メダカの稚魚を今度は室内で飼うことに!

最初は屋外で親メダカを飼育

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5月のゴールデンウィークの帰省時に、息子が親のメダカを買ってきました。
前からアクアリウムなどに関心があり、最初は庭に池を作りたいとも言っていました。

けれども近年の夏の暑さを考えて、最終的には水槽でメダカを買うことに。その方が管理がしやすいですね。
それで、レイアウトも自分で考えて、まずはメダカ10匹と、エビを4匹飼い始めたのです。

飼っているメダカの種類

メダカの種類は、ヒメダカ。江戸時代から日本に生息しているごくごく一般的なものです。

ミナミヌマエビをメダカと一緒の水槽に

一方エビの方はというと ミナミヌマエビというもの。

なぜエビが必要かというと、水槽に発生する苔の掃除とメダカのエサの食べ残しの処理です。

メダカの食べ残した餌が、どうしても下に沈んでしまいますので、それをエビが食べてくれて水がきれいに保たれるという目的なのですね。

 

異なる種類のものを一緒の水槽で買うことを、「混泳」と言いますが、このエビとメダカは一緒に飼っても大丈夫だそうです。

 

 

そして、その状態で飼い続けていたら、水槽に次のようなものを発見! これはいったい何?

 

食べられてしまった稚メダカ

 

最初はボウフラかとも思ったのですが、ちっとも動いていません。「ボウフラなら動いているから違うよ」と夫。

しかも毎日捨てても見つかるのです。どうやらこれはメダカかミナミヌマエビの子どもらしいということに。

親が食べてしまったのですね。ガーン!

いろいろ調べたら、卵の状態でもお腹が空くと、メダカは、他のメダカが産んだ卵だろうと自分の産んだ卵だろうと、食べてしまうのだそうです。

そして、せっかく卵からかえっても小さいうちには親に食べられてしまうのだそうです。

これが天然の川のようなところなら、親子は自然に離れて育つ広さがありますが、どうしても狭い水槽の中に密集して買っているので食べられてしまうのは仕方がないことのようです。

ですので、卵を無事に孵化させて子メダカを得るには、卵の状態のうちに親メダカから隔離しなければならないとのこと。

今度こそ、守ってあげなくちゃ!

メスメダカの産卵した卵を見つける

早速隔離を実行しようと、水草を探したら、卵が見つかりました!
よく見たら、たいていの水草にはついています。

 

そこで、せっかく生まれた卵が親に食べられないように、水草を取り分けることに。

 

 

水草の卵がついている部分だけを切り取って、水を入れた別の容器に入れました。
手持ちの容器がないので、とりあえずペットボトルの空き容器です。

 

メダカの卵を孵化させるには

さて、そこからどうやって管理をしたものか・・・
調べたことをまとめておきます。

メダカの卵を入れる水は何を使う?

卵のうちは水道水で大丈夫です。小さめの容器に水道水を入れて、そこに卵のついた水草を入れます。

孵化するまでは、毎日水を換える必要があります。ですので、最初からあまり大きい容器では管理が大変です。

なお、白く濁った卵は無精卵なので、カビたりして水が汚れないように取り除いてください。

メダカ稚魚が生まれるまではどのくらい?

メダカの卵の孵化には、鳥が卵をお腹の下に温めるように、ある程度の温度が必要なようです。

25度の水温なら孵化するまでには10日が目安ということでした。

水温が低いとなかなか育たないみたいです。直射日光は避けて、暖かい場所に置く方がよいみたいです。

家の場合は5月で気温は25度を越える日もあるので、数日で卵が孵化しました。
大きくなった卵には、メダカの目や形がうっすらと見えてきます。

稚魚が生まれた後の餌はどうする?

メダカの稚魚はおなかに袋を持っており、そこに栄養を蓄えた状態で生まれてきます。

2、3日はそれを「食べて」いるので、その間は餌は上げなくてもよいそうです。

 

メダカの稚魚が孵化した!

さて、ここまでで完全装備の態勢です。いつでも生まれてきていいよ。

どーんとこい!

 

そんなに気張らなくても自然にかえるよ

   

そうして、毎日水を取り換える世話をしていましたら、ある日水の中にメダカの子どもの、子メダカが!

 

小さい!それでも元気に泳いでいます。
とてもかわいい! 小さい、そして可愛い! 毎日水槽をのぞいて、メダカを見つけるのが日課になりました。

ところが困ったことも

このまま、どんどん隔離を続けていると、天敵もいない上、環境も良いので無制限に増えてしまうのですね。

グレムリン状態の無限ループとなってしまいます。
ですからどこかで止めないといけません。とりあえず7匹だけを取り分けて、それだけを飼うことに。

 

生まれたメダカは7匹だけにして、それを最初はコーヒーの空き瓶に入れてみました。

ところが、餌を入れても、子メダカは深くて上がってこられない?

あれれ、この形の瓶でだいじょうぶ?

メダカに適した水槽は?

調べたら、底の深いものはメダカには適さないそうです。そもそもが川や田んぼの浅いところにいることが多い。
なので、水深の浅いもの、そして表面積の広いものが良いようです。

材質や材料について

材質は何でもいいのですが、やはり透明なものの方が横からも見えていいですね。
水槽の他に必要なものは、メダカが隠れるための水草や、砂などです。

水槽と水草、砂などのセットがおすすめ

ホームセンターに行くと、水草は相当な種類があります。それと、一株が案外大きいので、水槽の大きさに合わせて数種類を選ぶのが案外大変です。

最初はどうしても買い過ぎてしまいますが、あまりたくさん詰め込むと美しくありません。レイアウトが最初は結構難しい。

メダカと水草、水槽の大きさがマッチしていなくてはいけないので、適切な量を知る必要があります。
初回はセットでそろえるのがおすすめです。

セットでそろえると、届いたその日からすぐにメダカを入れて飾れるので楽です。
家の場合は息子ののものに買い足したので、何度も探しに行って、やっと揃えられました。

水槽の材質の違い

主な材質はプラスチックとガラス製、陶器ですが、それぞれにメリット、デメリットがあります。

プラスチックは軽くて移動も簡単

プラスチックの利点は、やはり軽いことです。水替えや移動の時にも楽ですね。
値段もプラスチックの水槽は数百円からあって、安価です。
ただしメダカが冬越しできるかどうかはわからないので、とりあえず飼いたいという時には、プラスチックはお手頃です。

ガラスの水槽の利点

ガラスや陶器の水槽は、苔がつきにくく、ついても洗えば戻ります。また、ガラスは劣化することはありません。

プラスチックの水槽は苔がつきやすく、普通に使っていても年数が経つと必ず劣化して表面が曇ります。

そして、ガラスは見た目にも重厚感があり、プラスチックよりも高級できれいに見えます。

インテリアとして楽しみたい方はフォルムのきれいなものを選ぶこともできます。

おすすめは陶器

さらに、インテリア性に優れているのは、なんといっても陶器がいちばんです。鉢それ自体の質感が美しくておすすめです。

水草のレイアウトもすごく様になり、夏は水草と鉢だけでも十分なインテリアになりそうです。

アクアリウム主体のメダカ水槽ならこれ!

もう少しメダカが育ったら、絶対これを買います! 必要なものが全部そろっています。

もちろん、メダカもセットで、1匹だけついています。

それでは皆様も、癒しのメダカライフを楽しんでくださいね!

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